
iShares Bitcoin Premium Income ETFの修正版提出
米資産運用大手ブラックロック(BlackRock)によるビットコイン(BTC)関連のカバードコール戦略ETF(上場投資信託)の登録届出書「フォームS-1(Form S-1)」第4修正書が、6月9日付で米証券取引委員会(SEC)に提出された。
ブラックロック傘下のアイシェアーズ・デラウェア・トラスト・スポンサー(iShares Delaware Trust Sponsor)が申請中のETFの名称は「iShares Bitcoin Premium Income ETF」だ。
提出書類によると、同ETFは米ナスダック(Nasdaq)に上場予定で、ティッカーシンボルは「BITA」とされている。なお修正第4弾では、スポンサー手数料が年率0.65%と明記された。修正第3弾では同手数料について空欄となっていた。
同ETFは、ブラックロックの現物ビットコインETF「iShares Bitcoin Trust ETF(IBIT)」の株式を主な対象としてコールオプション(買う権利)を売却するアクティブ運用戦略により、プレミアム収入の提供を目指す商品だ。ビットコイン価格のパフォーマンスをおおむね反映しつつ、オプション売却によるプレミアムを収益源とする設計となっている。
同ETFの資産は、ビットコイン、IBIT株式、現金、売却オプションに伴うプレミアムを含む現金などで構成される。また同ETFは、IBIT株式が対象のコールオプションに加え、場合によっては現物ビットコインETP(上場投資商品)に連動する指数を対象とするオプションも活用するという。
また同ETFについては、米デラウェア州法上のデラウェア信託受託者(デラウェアトラスティー)にウィルミントン・トラスト(Wilmington Trust)が、同信託の信託受託者(トラスティー)にブラックロック・ファンドアドバイザーズ(BlackRock Fund Advisors)が指定されている。また投資顧問はブラックロック・フィナンシャル・マネジメント(BlackRock Financial Management)、オプション取引の清算機関はゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)とされている。
さらに、同ETF保有のビットコイン保管機関(カストディアン)は、コインベース・カストディ・トラスト・カンパニー(Coinbase Custody Trust Company)が、代替保管機関にはアンカレッジ・デジタル・バンク(Anchorage Digital Bank)が記載されている。なお、同ETFの現金保管機関(キャッシュカストディアン)、証券保管機関(セキュリティーズカストディアン)、管理者(アドミニストレーター)は、BNYメロン(The Bank of New York Mellon)が担う予定だ。
なおカバードコール戦略とは、株式やETFなどの原資産を保有する投資家が、その資産に対するコールオプションを売却し、オプション料を収益として得る手法だ。一方で、原資産価格がオプションの行使価格を上回って大きく上昇した場合でも、上昇益は限定される。また、原資産の価格下落リスクは残る。
参考:SEC
画像:PIXTA
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参照元:ニュース – あたらしい経済

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