
企業が保有するデジタル資産を金融商品として活用可能に
ステーブルコイン発行会社パクソス(Paxos)内でインキュベートされたパクソスラボ(Paxos Labs)が、デジタル資産を金融プロダクトとして活用可能にする基盤「アンプリファイ(Amplify)」の提供開始を4月14日に発表した。また同社は同日、1,200万ドル(約19億円)の資金調達実施も併せて発表した。
アンプリファイは、企業やプラットフォームが保有するステーブルコインや暗号資産(仮想通貨)などのデジタル資産を活用し、利回りの提供や貸付、ステーブルコイン発行などの金融機能を実装できるようにする基盤だ。パートナーは単一の統合により導入できる。サービスの成長に応じて各機能を有効化できる。
パクソスラボは、パクソス内でインキュベートされたオンチェーン金融基盤のスタートアップだ。ブランド型ステーブルコイン発行や利回り商品、借入・担保管理などの機能を提供している。
今回のアンプリファイは、これらの機能を統合したスタックとして提供される。具体的には、デジタル資産に対する利回りを提供する「アーン(Earn)」、デジタル資産を担保とした貸付を可能にする「ボロー(Borrow)」、ブランド型ステーブルコインの発行を行う「ミント(Mint)」の3つのモジュールで構成される。これらの機能は発表時点ですでに利用可能とされている。
同基盤は単一のSDKで導入できる。流動性管理や取引相手の審査などはパクソスラボが担う仕組みだ。また、基盤上で生じる収益の一部をパートナー企業に還元する収益分配モデルも採用されている。
なおアレオ(Aleo)、ハイパービート(Hyperbeat)、トク(Toku)などがすでに同基盤を導入している。ハイパービートでは、2026年4月9日の稼働以降、運用資産残高が51万ドル(約8,100万円)を超えたとされている。
パクソスのCEOであるチャド・カスカリラ(Chad Cascarilla)氏は、同社がこれまで1,800億ドル(約28.5兆円)以上のトークン化を支えてきたと説明した。そのうえで、アンプリファイはその基盤の上に構築されるプロダクトレイヤーであると述べている。
今回の資金調達はブロックチェーンキャピタル(Blockchain Capital)が主導し、ロボットベンチャーズ(Robot Ventures)、メイルストロム(Maelstrom)、ユニスワップ(Uniswap)が参加している。
Every major fintech company, neobank, and exchange has begun to support crypto or has already done so.
— Paxos Labs (@paxoslabs) April 14, 2026
The harder question every product team is now facing is: What now? pic.twitter.com/556peJjh64
参考:プレスリリース
画像:PIXTA
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参照元:ニュース – あたらしい経済

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