
Backpackが3月23日にTGEを実施へ
暗号資産(仮想通貨)取引所バックパック(Backpack)によるトークン生成イベント(TGE:Token Generation Event)が、3月23日に実施されることが決定した。バックパックより3月13日に発表された。
TGEとは、ブロックチェーンプロジェクトがネイティブトークンを正式に生成し配布するイベントのことを指す。なお当該トークンのティッカーシンボルは現時点で未定だ。ただし公式Xでアンケートが実施されており、「BP」に最も多くの票が投じられている。
バックパックのTGEでは、総供給量10億トークンのうち25%にあたる2億5,000万トークンが配布される。このうち2億4,000万トークン(総供給量の24%)がポイント保有者に、1,000万トークン(同1%)が「マッドラッズ(Mad Lads)」NFT保有者に割り当てられる。なお創業者、従業員、ベンチャー投資家へのTGE時のトークン配分はゼロであり、配布される全てのトークンがユーザーに直接配布される。なおマッドラッズはバックパックに関連するソラナ(Solana)上のNFTコレクションだ。
ポイント保有者への配分は、取引活動、シーズンプログラム、エピローグ再配分を通じて蓄積されたポイントに基づいて行われる。なおエピローグとは、シーズン4の後でTGE直前に行われる再配分フェーズのこと。バックパックのシビル分析により、5,000万ポイント以上が不正なアクティビティを通じて獲得されたことが判明し、これらのポイントがシビルアカウントから没収され、正当なユーザーに公平に再配分されているという。新しいポイントは作成されず、全てのエピローグポイントは没収されたシビルアカウントから来ており、約1,000万ポイントが毎週再配分され、エピローグは合計約6週間実施される。
バックパックのトークノミクスは3つのフェーズに分けられている。
フェーズ1はTGEで総供給量の25%にあたる2億5,000万トークンがローンチ時にユーザーに配布され、インサイダーへの配分はない。
フェーズ2はIPO前の成長トリガー型アンロックで、総供給量の37.5%にあたる3億7,500万トークンが追加で確保されている。ただし、これらは時間ベースのスケジュールではアンロックされない。新しい管轄区域での規制承認、新しい製品バーティカルのローンチ、より広い地域と市場へのアクセスなど、バックパックが測定可能な成長マイルストーンに到達した場合にのみアンロックされる。このフェーズでもアンロックされたトークンは全てユーザーに直接配布され、インサイダーには配布されない。
フェーズ3はIPO後の企業トレジャリーで、最後の3億7,500万トークン(総供給量の37.5%)は、潜在的なIPOの少なくとも1年後まで企業トレジャリーにロックされる。このトレジャリーは長期的な戦略資産としてバックパックのバランスシート上に保持される。なおチームメンバーと投資家はTGE時に直接的なトークン配分を受けない。長期的なトークンエクスポージャーは、株式所有権を通じて構成される。
バックパックトークンの構造的に最もユニークな側面の1つは、ステーキングしたトークンを実際の企業株式に変換できるところだ。これは暗号資産取引所にとってこれまで提供されたことのないものだという。最低1年間、バックパックトークンをステーキングするユーザーは、これらのトークンを固定比率で株式と交換する機会が得られる。提供される株式数は、企業としてのバックパックの株式の20%を占める。これは典型的な取引所トークンのユーティリティを超えるもので、ガバナンストークンや手数料割引メカニズムではなく、企業所有権への直接的な道をユーザーに提供しているという。
株式ステーキングメカニズムに関する主要な詳細は、最低ステーキング期間が1年、株式プールがバックパックの20%、交換比率は固定比率(詳細は後日発表予定)となっている。これはTGE時または後に発表される他のトークンユーティリティに追加されるものだ。このメカニズムは、ユーティリティを約束するが強制力のあるものを提供しないトークンという暗号資産の最も持続的な問題の1つに直接対処している。トークン価値を実際の企業株式に固定することで、バックパックはこれまでどの取引所トークンも行ったことのない方法で、ユーザーと企業の長期的な利益を調整しているという。
バックパックはまた、計画されているIPOに関連した2つ目のトークンユーティリティを発表した。これは株式が公開取引所で取引を開始する前に、IPO価格でバックパック株式の優先配分を受けられるというものだ。株式転換とは異なり、このメカニズムはトークンを交換する必要がない。長期ユーザーはバックパックトークンを保有し続けながら優先IPO株式アクセスを受けられる。つまりトークンのアップサイドと株式のアップサイドを同時に得られ、どちらか一方を選ぶ必要がないという。配分はステーキング期間の長さ(時間加重)、ステーキング量、バックパック製品の使用頻度という3つの要因によって決定される。より長く、より積極的に参加するほど、優先配分が大きくなる。
バックパックのプラットフォームにはTGE時点で、現物取引、パーペチュアルフューチャー(Perps)、スポットマージン、借入貸付、ボールト(まもなくローンチ予定)、予測市場(現在ベータ版)が含まれている。バックパックの最も重要な機能の1つは、統合されたクロスマージン、クロス担保残高であり、ボールト預金、現物保有、パーペチュアルポジション、借入貸付活動の全てが単一残高から運用される。このレベルの資本効率は、あらゆる規模の暗号資産取引所の中で稀だという。なおトークンユーティリティの詳細は、TGE時または後に発表される予定だ。
TGE前に、対象となる全てのユーザーが完了すべき重要なステップがいくつかある。これにはTGE検証の完了、ポイント残高の確認、取引の継続、マッドラッズの保有、公式発表のフォロー、ステーキング戦略の検討が含まれる。TGE後最低1年間トークンをステーキングするユーザーは、これらのトークンを実際のバックパック企業株式と交換する資格を得られるため、それに応じた計画が推奨されている。
Limbo starts now
— Backpack
See you at TGE
March 23 pic.twitter.com/5qSA0Jm4wJ(@Backpack) March 12, 2026
参考:バックパック
画像:PIXTA
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参照元:ニュース – あたらしい経済
(@Backpack) 

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