バイオネクサス社、NASDAQ上場企業初の「イーサリアム財務戦略」を採用へ

バイオネクサス社、NASDAQ上場企業で初のイーサリアム財務戦略を採用(Bionexus becomes first NASDAQ-listed company to adopt Ethereum financial strategy)

イーサリアム中心の財務戦略を承認

ナスダック上場のテクノロジー企業「BioNexus Gene Lab(バイオネクサス・ジーン・ラボ)」は2025年3月6日に、企業財務戦略にイーサリアム(ETH)を採用することを発表しました。

同社取締役会は、この財務戦略を可決し、企業の資産運用においてイーサリアムを主要な財務資産として位置付ける方針を決定しました。

ナスダック上場企業が財務戦略にイーサリアムを採用するのは初めてのことであり、仮想通貨業界から大きな注目を集めています。

財務資産にイーサリアムを選択した背景とは?

BioNexus Gene Labの取締役会がイーサリアムを財務資産として選定した背景には、以下の要素を考慮したことが報告されています。

  • 機関投資家からの信頼性
    主要な金融機関やETFによる採用が進んでいること
  • 収益生成能力
    イーサリアムのプルーフ・オブ・ステーク(PoS)システムにより、ステーキングを通じて受動的収入を得られること
  • 金融インフラとしての優位性
    年間数兆ドル規模のステーブルコイン取引の基盤となっていること
  • 長期的なスケーラビリティ
    今後のプロトコルアップグレードにより、効率性と採用が向上する見込みであること

また、今回の発表にあわせて同社は、透明性向上と意思決定の背景説明のために「イーサリアム戦略ホワイトペーパー」を公開しました。

このホワイトペーパーでは、ビットコイン(BTC)が主に「価値の保存手段(デジタルゴールド)」と位置づけられる一方で、イーサリアムは「プログラム可能な金融プラットフォーム」としてより幅広い実用性を備えているとの見解が示されています。

また、同社が設立されたワイオミング州の先進的なブロックチェーン法制も、この戦略的方向性を支えています。

ワイオミング州は、デジタル資産の保管、企業統治、金融イノベーションに関する明確な法的枠組みを提供し、ブロックチェーンを活用した金融エコシステムの発展を促進しています。

BioNexus社のCEOであるSam Tan氏は次のようにコメントしています。

イーサリアムを企業財務に統合することで、BioNexus Gene Lab Corp.は金融インフラの未来を受け入れます。

イーサリアムは他のデジタル資産と比較して、高い流動性、実用性、安定性を兼ね備えており、BGLCをブロックチェーンを活用した企業財務のリーダーとして位置付けます。

ワイオミング州の規制環境もブロックチェーン企業が成長できる最適な環境を提供しており、我々の決断をさらに強固なものにしています。

イーサリアムの持つ技術的・経済的可能性が企業の財務戦略にも組み込まれる時代が到来しつつある中、その先駆者となった同社の今後の展開に注目が集まっています。

>>最新の仮想通貨ニュースはこちら

Souce:BioNexus Gene Labプレスリリース
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:AIによる生成画像

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です