トルコで第5位の大手銀行「Garanti BBVA」が運営する仮想通貨プラットフォームの「Garanti BBVA Kripto」が一般ユーザー向けに仮想通貨取引サービスの提供を開始することが複数メディアの報道で明らかになりました。

「Garanti BBVA Kripto」が提供する仮想通貨取引サービスは、2014年に設立されたスペインの仮想通貨取引所「Bit2Me」との提携を通じて提供されるとのことです。

同社は2024年1月からウェブサイト上で仮想通貨取引サービスについて宣伝していましたが、以前のサービスは試験運用版として提供されていたものであるとのことで、今回は一般ユーザー向けに仮想通貨取引サービスが提供される予定だと報じられています。

Garanti BBVA Kriptoで取引可能な仮想通貨としてはビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）が挙げられていますが、公式サイト上では以下のような銘柄を取引できると説明されていて、将来的にはサポートする仮想通貨を拡大する予定とも説明されています。

• ビットコイン（BTC）
• イーサリアム（ETH）
• USDコイン（USDC）
• エックスアールピー（XRP）
• アバランチ（AVAX）
• チリーズ（CHZ）※保管のみ

先月末にはEU（欧州連合）の暗号資産市場規則（MiCA）が全面施行されているため、今後はヨーロッパでさらに多くの銀行が仮想通貨取引サービスを提供するようになる可能性があると予想されています。

また、米国のドナルド・トランプ次期大統領が仮想通貨を支持していることや、ビットコイン現物ETFの成功なども銀行業界からの関心につながっていると見られていて、大手銀行の仮想通貨取引サービスは暗号資産業界の成長をさらに促進させる可能性があると期待されています。

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Souce：Garanti BBVA Kripto
執筆・翻訳：BITTIMES 編集部
サムネイル：Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元：ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ