南アフリカで仮想通貨決済の採用が進む?Tether・Xion Globalがブロックチェーン教育を推進
米ドルステーブルコイン「USDT」を発行するテザー社は2024年8月5日に、マルチチェーンWeb3仮想通貨決済インフラプロバイダーのXion Globalと、南アフリカでブロックチェーン教育を推進するための戦略的提携を発表しました。
最新のデジタル取引の仕組みや、その実際の使い方を、簡単に理解できる教材や実践的な活動を通じて学べる新しいプログラムが始まります。
このプロジェクトは、途上国でのデジタル技術の普及に貢献することを目指しています。さらに、金融教育の機会を広げ、新しい支払い方法への理解を深めることも重要な課題とされています。
Tether and Xion Global Announce Strategic Collaboration to Enhance Blockchain Education in South Africa
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— Tether (@Tether_to) August 5, 2024
テザーとシオン・グローバル、南アフリカにおけるブロックチェーン教育強化に向けた戦略的提携を発表
Xion Globalは、eコマースと分散型金融(DeFi)のエコシステムを構築している企業です。2019年に設立され、3つの分散型アプリケーションを組み合わせて、XGTというクロスチェーントークンを活用しています。
今回の発表では、南アフリカでの支払い方法を便利にする新しい計画が動き出したことも報告されています。
Tetherの公式発表によると、今回の提携によって「Scan to Pay」という南アフリカで人気のQRコード支払いアプリに新機能が加わるとのことです。これにより、誰でも簡単に使えるデジタル取引の実現に一歩近づきます。
この提携では、新しい金融の仕組みについて学ぶ機会を設け、先進的なサービスを導入します。これにより、南アフリカの人々がデジタルマネーを使う方法が大きく変わると期待されています。
さらに、Polygon Labsのシステムを使ってTetherのコイン(USDT)が使えるようになります。利用者は仮想通貨ウォレット「MetaMask」を使って、Xion Globalの新しい支払いの仕組みですぐに取引ができるようになります。これで、デジタルマネーでの支払いが、普通のお金を使う時と同じくらい簡単になります。
この取り組みにより、南アフリカでのデジタル決済の普及が進むと見込まれています。今後、この試みが南アフリカの金融サービスにどのような変化をもたらすのか、そして他の途上国へどのように広がっていくのか、注目が集まっています。
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