Ripple USD(RLUSD)メインネットでテスト開始|他ブロックチェーン・DeFiへの拡張も予定
Ripple(リップル)は今年後半にローンチを予定している米ドル連動ステーブルコインRipple USD(RLUSD)の準備を着々と進めています。リップル社は2024年8月9日に、RLUSDのベータテストをメインネットで開始したことを発表しました。
Ripple USD(RLUSD)は、XRP Ledger(XRPL)とEthereumのブロックチェーン上で発行される米ドル連動ステーブルコインであり、コインの価値は米ドル預金・ 米国短期国債・その他の現金同等物で100%裏付けられる仕組みになっています。
同社は2024年後半にRLUSDをローンチすることを予定していますが、今回はXRPLとEthereumのメインネットでベータテストを開始したことが報告されています。
RLUSDは現在、企業パートナーによって厳格にテストされているとので、このテストフェーズはセキュリティ・効率性・信頼性の最高基準を満たしていることを確認するための重要なものであると説明されています。
なお、RLUSDは現時点でXRPLとEthereumのブロックチェーンでテストされていますが、今後は他のブロックチェーンと分散型金融(DeFi)のプロトコルにも拡張される予定です。
リップル社は今回のテスト開始について「これはXRPLに高品質な資産をもたらして、ユーザー・開発者・アプリケーションに新しい機会・流動性・機関向けユースケースを提供するための重要な一歩である」とコメントしています。
なお、記事執筆時点ではRLUSDを購入・取引することはできないため、リップルの名前を悪用してRLUSDを販売しようとする詐欺には注意するようにとも説明されています。
RLUSDの関連情報については以下のように報告されています。
【エクスプローラー】
XRPL Explorer
【ERC-20 トークンアドレス】
0xCfd748B9De538c9f5b1805e8db9e1d4671f7F2ec
【ETHトークンプロキシアドレス】
0x8292Bb45bf1Ee4d140127049757C2E0fF06317eD
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(リップル公式発表)