アービトラムが、Azukiと共同で次世代アニメネットワーク「AnimeChain」立ち上げ

ArbitrumとAzukiがAnimeChain立ち上げ

イーサリアム(Ethereum)L2スケーリングソリューション「アービトラム(Arbitrum)」が、アニメNFTプロジェクト「アズキ(Azuki)」と共同でオンチェーンの次世代アニメネットワーク「アニメチェーン(AnimeChain)」を立ち上げたことを3月27日発表した。

なお「アニメチェーン」では、独自ブロックチェーンの構築をサポートするツールパッケージ「アービトラムオービット(Arbitrum Orbit)」が採用されており、「アービトラム」の技術を採用した独自の専用チェーンをL3として作成できる。

「アニメチェーン」では、クリエイターと参加者によって管理されるグローバルなアニメネットワークが存続していく為に、オンチェーンのインフラストラクチャが提供されるとのこと。そして同ネットワークでは、これから数百万人のアニメファンを巻き込んでいくという。

まず初めに「アニメチェーン」上で展開されるNFTプロジェクトとして「アズキ」が採用された理由として、「アズキ」のIP(知的財産権)が「アニメチェーン」上で成長していく、分散型モデルになる為とのこと。これにより「アニメチェーン」上では「アズキ」のアニメ作品やゲーム、実物のプロダクトがローンチされていくとのことだ。

「アズキ」の共同創設者ザガボンド.ETH(ZAGABOND.ETH)氏は「アニメチェーン」の立ち上げについて、「アズキは2年前にオープンなアニメ ユニバースの作成に着手し、今日そのビジョンの達成に向けて大きな一歩を踏み出しました」とXにて説明。

また「今後数か月にわたって、アズキホルダーがこの世界的なアニメネットワークに具体的にどのように関与し、参加することで恩恵を享受できるかについて詳細を公開していく」と説明している。

なお「アービトラムオービット」を活用したL3は、「アービトラム」のメインネットである「アービトラムワン(Arbitrum One)」や「アービトラムノヴァ(Arbitrum Nova)」、そしてテストネットの「アービトラムゴエリ(Arbitrum Goerli)」、「アービトラムセポリア(Arbitrum Sepolia)」上に作成できるとのことだ。

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images:iStock/FeelPic

参照元:ニュース – あたらしい経済

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