ドバイ警察がカルダノの技術活用|分散型自動弾道識別システム(D-ABIS)を発表

世界警察サミット2024でソリューション発表

カルダノ(Cardano/ADA)を運営するカルダノ財団が「世界警察サミット2024」で分散型自動弾道識別システム(D-ABIS)と呼ばれる新しいソリューションを発表したことが明らかになりました。

カルダノ財団は、2024年3月5日〜7日にかけてドバイで開催された「世界警察サミット2024」に参加していたとのことで、現在はカルダノ財団の公式LinkedInやSNS上などで今回のソリューション発表が報告されています。

分散型自動弾道識別システム(D-ABIS)の詳細は明らかにされていないものの、カルダノ財団の公式発表ではこのソリューションが「Scientific Analytical Tools(SAT)」と協力して開発したソリューションであることが説明されています。

犯罪捜査の機密データを安全に共有

複数の報告によると、ドバイ警察は「カルダノの技術を活用した試験的プロジェクト」を実施していたとのことで、このプロジェクトでは「犯罪捜査の機密データをインターポールなどの当局と安全に共有できること」が実証されたと報告されています。

以下の報告では、カルダノを活用した機密データ共有の例として「弾丸スキャンデータをCardanoブロックチェーン上で共有する」というケースが挙げられているため、分散型自動弾道識別システム(D-ABIS)ではデータ共有面でカルダノの技術が活用されているのだと考えられます。

カルダノ財団による実世界での大規模採用に関する最新情報!

世界で最も裕福な国の1つであるアラブ首長国連邦(UAE)は、犯罪捜査の安全を確保するためにカルダノを採用しています!

ドバイ警察は、ドバイで開催された世界警察サミットで「カルダノ基盤のパイロットプロジェクト」を発表しました。このプロジェクトは、犯罪捜査の機密データをインターポールなどの当局と安全に共有できることを実証しました。

例:高度なスキャナーによるコンクリート内の弾丸のスキャンは、カルダノブロックチェーン上の国際的な関係者間で共有される。

ブロックチェーンはデータが改ざんされていないことを保証でき、様々な関係者はデータを追跡できるようになります。

これはブロックチェーンやカルダノの理想的な使用例の1つです。分散型ネットワークでデータを安全に共有・管理できるようにすることは、エネルギー・防衛・IoTなど様々な業界でますます重要になってきています。

私たちのプロトコルが現実世界のアプリケーションでより多く加速的に展開されることを期待しています。

カルダノ(ADA)の技術活用は順調に拡大していて、昨年12月にはカルダノ財団がブラジルの国営エネルギー会社である「Petrobras」と提携したことも報告されています。

また、最近では100以上のステークプールに分散委任できる「ステーキングバスケット」と呼ばれる新サービスのテストも開始されているため、今後の新たな発表にも注目です。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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