仮想通貨市場に「多数の追い風」が迫っている:億万長者マイケル・ノボグラッツ氏

仮想通貨に関する未知のリスクは消え去った

米仮想通貨投資企業Galaxy DigitalのCEOで億万長者としても知られるマイケル・ノボグラッツ氏は、先月末に開催されたカンファレンス「Global Alts 2024」の中で仮想通貨市場の将来に対して楽観的な考えを語りました。

仮想通貨市場では2022年にFTXの崩壊など様々な事件が起こり、BTC価格も2021年11月に記録した約70,000ドルの過去最高値から15,000ドル付近まで下落しましたが、ノボグラッツ氏は現在は仮想通貨業界には数多くの追い風が吹いていると説明しています。

2022年の弱気相場や大手企業の倒産などは仮想通貨業界に大きなダメージを与えましたが、ノボグラッツ氏は「仮想通貨業界における未知のリスクの大部分はそのような問題の後に消え去った」と述べています。

仮想通貨業界に吹く3つの追い風

具体的な追い風要因としては「今後1年ほどで仮想通貨規制が明確化される可能性・FRBの利下げ開始に対する期待感・現物ビットコインETFによるビットコインの採用拡大」などが挙げられています。

仮想通貨規制の明確化は仮想通貨業界の成長につながると期待されており、FRBの利下げは仮想通貨市場への資金流入につながる可能性があり、現物ビットコインETFは機関投資家の参入・認知度向上・信頼性向上につながると期待されています。

また、米大統領選挙については「民主党と共和党のどちらが勝利しても、ゲイリー・ゲンスラー氏が委員長になることはない」とコメントした上で、「米国では2つの法案について両党が合意していて、その法案はエリザベス・ウォーレン氏やゲンスラー氏など複数の人物によって阻まれているが、その状況は変わるだろう」と説明されています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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