BlackRockのビットコインETF「運用資産額=20億ドル」に到達|約50,000BTCを保有

13日間で運用資産額が4倍に増加

世界最大の資産運用会社BlackRock(ブラックロック)の現物ビットコインETFである「iShares Bitcoin ETF(IBIT)」の運用資産額が20億ドル(約2,960億円)に到達したことが明らかになりました。

iShares Bitcoin Trust(IBIT)の詳細が記載されている「ishares.com」のデータによると、IBITは2024年1月25日時点で約19億8,200億ドルに相当する「49,952 BTC」を保有していると報告されています。

IBITの運用資産額は2024年1月12時点で約5億ドルと報告されていたため、その後13日間で運用資産額が4倍にまで増加したことになります。

(画像:ishares.com)(画像:ishares.com

新たな現物ETFの中では初の20億ドル超え

運用資産額が最も多いのは投資信託から現物ETFに転換されたGrayscaleの「GBTC」であるものの、GBTCを除外すると米国の現物ビットコインETFで運用資産額が20億ドルに達したのは「IBIT」が初であると報告されています。

IBITに続く第2位の現物ビットコインETFはFidelityの「Fidelity Wise Origin Bitcoin Fund(FBTC)」で、25日時点の資産運用額は約18億ドルに相当する「約44,000 BTC」と報告されています。

なお、GrayscaleのGBTCでは現物ビットコインETFの承認後に数十億ドル規模の資金流出が続いていたため、これによるBTC売却がビットコイン価格の下落につながっているとも指摘されていましたが、JPモルガンは先日公開したレポートで「GBTCから既に43億ドルが流出していることから、GBTCの利益確定売りはほぼ終了し、下落圧力は弱まっていると考えられる」との見解を示しています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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