DCGの創業者バリー・シールドと代表取締役マーク・マーフィー、グレイスケールの取締役を辞任

取締役を辞任

デジタルカレンシーグループ(Digital Currency Group:DCG)の創業者でCEOのバリー・シルバート(Barry Silbert)氏と、同社代表取締役のマーク・マーフィー(Mark Murphy)氏が、同社子会社グレイスケール・インベストメンツ(Grayscale Investments)の取締役を辞任するようだ。米証券取引委員会(SEC)へ12月26日に提出された書類にて明らかとなった。

書類によれば両氏は、2024年1月1日をもって辞任するとのこと。

そして同日付けで、DCGの最高財務責任者マーク・シフケ(Mark Shifke)氏、DCGの運営担当上級副社長マシュー・クメル(Matthew Kummell)氏、グレイスケールの最高財務責任者エドワード・マクギー(Edward McGee)氏がグレイスケールの取締役に任命される。シフケ氏はシルバート氏の後任として取締役会長に就任するとのことだ。

なお書類には今回の人事に関する理由は記されていない。

全信託商品をETF転換する方針

グレイスケールは2021年10月に「グレースケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)」を上場投資信託(ETF)に転換する申請を行っている。

グレイスケールは今年6月、SECが恣意的に現物ビットコインETFの承認拒否を続けているとし、ワシントンD.C.の連邦控訴裁判所へ訴えおり、控訴裁は8月29日、SECに対し承認拒否を取り消すよう命じた。

なおグレイスケールは今年10月、イーサリアム投資信託の「グレースケール・イーサリアム・トラスト(ETHE)」を現物イーサリアム(ETH)上場投資信託(ETF)に転換するための「フォーム19b-4」をSECに提出。

グレイスケールは同社の全ての信託商品をETFへ転換させることに引き続き尽力すると伝えている。

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参考:提出書類
images:Reuters

参照元:ニュース – あたらしい経済

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