ソラナ基盤のステーキングプロトコル「Jito」、独自トークンJTOのエアドロップ実施へ

JitoがJTOのエアドロップ実施へ

ソラナ(Solana)基盤のステーキングプロトコル「ジト(Jito)」が、ネイティブトークン「JTO」のエアドロップ(無償配布)を近日中に開始予定であることを11月28日発表した。

「ジト」はMEV(最大抽出可能価値)報酬が導入されているリキッドステーキングプロトコルだ。発表によるとリキッドステーキングトークン(LST)である「JitoSOL」のロックされた総預かり資産額(TVL)は680万SOL(約596億円)に達しているという。

今回エアドロップが予定されている「JTO」は、「ジト」エコシステム内におけるガバナンストークンとして機能するとのこと。「JTO」の有用性と役割については「JitoSOLステークプールの設定手数料」、「DAOが保有するJTOの保管庫とJitoSOLから発生する手数料の管理」、「ジトプロトコルとプロダクトの継続的な開発と改善への貢献」などが挙げられている。

なお「JTO」の合計発行枚数は10億JTOとなっており、その10%(1億JTO)がエアドロップに割り当てられるとのこと。なおこの1億JOTは全体供給量の34.3%(約3.4億JTO)として「ジト」エコシステ内の「コミュニティの成長」向けに割り当てられた一部である。

また残りの「JTO」については、25%(2.5億JTO)が「エコシステムの発展」、16.2%(約1.6億JTO)が「投資家」、24.5%(2.4億JTO)が「中心的な貢献者」へ分配されるとのことだ。

なお「JTO」のエアドロップ対象者は既に決定しており、今年11月25日時点におけるスナップショット(権利確定日)に基づいて行われるとのこと。具体的には、「JitoSOL」の保有者や「JitoSOL」を各DeFi(分散型金融)プロトコルで利用しているユーザー、「ジト」ネットワークのMEV製品を積極的に利用しているユーザーなどが対象となっている。

ここ最近ではソラナ基盤のプロジェクトがエアドロップする事例が増えている。今月3日には分散型取引所(DEX)「ジュピターエクスチェンジ(Jupiter Exchange)」が、独自トークン「JUP」の発行及びエアドロップを発表。

また今月1日には分散型オラクルネットワークサービス「ピスネットワーク(Pyth Network)」が、独自トークン「PYTH」の発行及びエアドロップを発表。さらに同月にモジュラー型ブロックチェーンネットワーク「セレスティア(Celestia)」が独自トークン「TIA」の発行及びエアドロップを発表している。

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参考:Jito
images:iStocks/namaki

参照元:ニュース – あたらしい経済

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