ビットコイン、4万ドル突破は近い?著名アナリストPlanB氏の価格予想

「4万ドル以下のビットコインを楽しもう」とコメント

ビットコイン(BTC)の価格予想では短期的な下落を予想する意見も見られていますが、S2Fモデルを用いた価格予想で知られる著名アナリストのPlanB氏は「BTCが4万ドル以下で推移する期間はそう長くは続かない」と考えているようです。

BTC価格は今月10日に38,000ドル(約568万円)付近まで上昇して以降は横ばいの状態が続いており、本日25日には一時的に38,000ドルを突破した後、再び37,000ドル台まで下落しています。

このような状況から、一部では「ビットコインの短期的な下落」を予想する意見も出ていますが、PlanB氏はビットコインが4万ドル未満で推移している今を楽しむべきだと述べています。

4万ドル以下のビットコインを楽しもう…それが続く限り。

本格的な強気相場の到来は近い?

PlanB氏が今回投稿した画像は、ビットコインの現物価格と実現価格(*1)のデータを重ねたものとなっています。

(*1)実現価格(Realized Price):ビットコインの平均取得価格。実現時価総額(現在の市場価格ではなく、最後の取引時点での取得価格から算出した時価総額)を現在の流通供給量で割って算出する。市場価格に比べて、デリバティブなどの影響を加味しない状態で、最後に現物が取引された時の平均取得価格を知ることができる。

実現価格は、ビットコインのトレンド転換を判断する材料として活用することが可能で、今回の投稿されているチャートでも、BTC価格が実現価格を上回ったタイミングで強気相場が始まり、BTC価格が実現価格を下回ったタイミングで弱気相場が始まっていることなどが示されています。

現在のビットコイン価格は2年・5ヶ月の実現価格を上回った状態となっているため、近い将来にはビットコインで本格的な強気相場が始まる可能性が高いと予想されています。

短期的な価格下落の可能性について

今回の投稿に対しては『マーケットメーカーは最後にもう一度BTCを安く購入できる機会を作ると思うか?』という質問も寄せられていますが、PlanB氏はこれに対して『申し訳ないが、私はリスクが高い状態で少額の利益を求めるようなゲームには参加していない』と回答しています。

ビットコインが38,000ドルのラインを突破できずにいる状況を踏まえると、今後短期的な下落が起きる可能性はあると予想されますが、PlanB氏はそのような小規模な下落は気にしていないようです。

なお、PlanB氏はこの回答に続ける形で『私は2024年〜2028年の半減期サイクルで平均BTC価格が10万ドル〜100万ドル(1,500万円〜1億5,000万円)になると期待している』とも語っています。

近日中のビットコイン価格上昇を予想する意見は他にも出ており、今月23日には仮想通貨サービス企業「Matrixport」が『BTCは2023年12月に90%の確率で40,000ドルを超える』との予想を示しています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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