マウントゴックス:債権者への弁済「近いうちに開始する予定」

2023年中にも弁済が開始される可能性

2014年に経営破綻した暗号資産取引所Mt.Gox(マウントゴックス)が、近日中に債権者への弁済を開始する可能性があることが明らかになりました。

このことは、弁済を受けるために必要な情報を提出していて、選択された弁済方法が有効と確定し、登録した弁済先情報が全て承認されている再生債権者に対して送信されたメールの中で明かされており、SNS上でも国内外の対象者から複数のメール受信報告がなされています。

メールに記載されている内容によると、マウントゴックスの再生管財人は近いうちに債権者への弁済を開始する予定であるとのことで、『再生管財人は2023年中に金銭での弁済を開始するよう努めている』との説明がなされています。

しかし「弁済の対象となる再生債権者が多いこと」や「弁済の種類に応じて弁済の準備や実施に要する期間が異なること」などから、弁済は2024年に入ってからも継続して行われるとのことで、『個々の再生債権者に対する弁済時期を事前にご連絡することは致しかねます』との説明もなされています。

再生管財人は近いうちに債権者への弁済を開始する予定です。再生管財人は、2023年中に金銭での弁済を開始するよう努めておりますが、弁済の対象となる再生債権者が多数に上ること、弁済の種類に応じて弁済の準備や実施に要する期間が異なること等の事情から、弁済は2024年に入ってからも継続して行われます。個々の再生債権者に対する弁済時期を事前にご連絡することは致しかねますので、ご了承ください。

なお、現時点では弁済を受けるために債権者が対応すべき手続きはないとのことですが、再生管財人や弁済に関与する業者の判断によって「追加の情報提供」や「提供済み情報の修正」が求められる可能性はあるとのことです。

マウントゴックスにおける債権者への弁済期限は当初2023年10月31日に設定されていましたが、今年9月には「東京地方裁判所の承認のもとで弁済期限が2024年10月31日まで延期されたこと」が報告されていました。

Mt.Goxは、2019年9月時点の報告で「14万1,686 BTC」と「14万2,846 BCH」を保有していると報告されているため、弁済開始後のビットコイン価格への影響などには注目が集まっています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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