NOT A HOTEL:独自の暗号資産「NAC」のIEOに向けた検討開始|DAOもスタート

NOT A HOTEL COIN(NAC)のIEOを計画

暗号資産を活用した不動産関連サービスを展開している「NOT A HOTEL」は2023年11月7日に、不動産を裏付とした独自の現実資産トークンである「NOT A HOTEL COIN(NAC)」のIEOに向けた検討を開始したことを発表しました。

NOT A HOTEL(ノットアホテル)は、自宅・別荘とホテルをアプリで簡単にに切り替えることができる「あたらしい暮らし」のサービスを提供している企業であり、2022年8月にはNFTとして利用権の販売を開始、2022年11月にはコインチェックとの協業も発表されています。

今回の発表では、GMOコインとの間で「IEOによる資金調達に向けた新規暗号資産販売検討に関する覚書」を締結したことが発表されており、「NOT A HOTEL COIN」や「NOT A HOTEL DAO」の取り組みを開始すると説明されています。

「NOT A HOTEL COIN」と「NOT A HOTEL DAO」

NOT A HOTEL COIN(NAC)は、不動産を裏付とする形で発行されるNOT A HOTEL独自の暗号資産であり、NAC保有者は「NOT A HOTEL DAO」が保有する施設に実際に宿泊できるようになっています。

NOT A HOTEL DAOは、施設や開発用の土地を保有・運用するプロジェクトであり、最初は「NOT A HOTEL株式会社の完全子会社」として展開、法整備が整い次第分散型自律組織(DAO)へと移行することを検討していると説明されています。

このプロジェクトは『NOT A HOTELをみんなで保有して、みんなで利用できる仕組み』をつくることを目的としているとのことで、「NOT A HOTEL COIN」や「NOT A HOTEL DAO」の目的・特徴については以下のように説明されています。

NOT A HOTEL DAOの目的

NOT A HOTEL DAOは「NOT A HOTELの利用権の保有をより身近に、より多くの方に提供するための仕組み」をつくり、NOT A HOTELを開発する土地の提供者やその土地の地元協力者、プロジェクトに参加するクリエイターもNOT A HOTEL DAOを通じてNACを得る機会を創出する。

NOT A HOTEL DAOに参加するメンバーが増えることで、日本各地にある遊休地の利活用や観光、地域の活性化などをより加速させていく。

NOT A HOTEL DAOの特徴

RWAの裏付
NOT A HOTEL DAOは、NACを発行して調達した資金をもとに「NOT A HOTELの所有権や新規開発する為の土地」を購入する。NACはそれらの資産が裏付けとなり、安定した資産価値を形成することを目指す。保有する資産の状況はアプリでいつでも確認することが可能。

(画像:NOT A HOTEL)(画像:NOT A HOTEL)

実際にNOT A HOTELに宿泊できる
NOT A HOTEL DAOのサービスには、アプリからアクセスすることが可能。アプリからNACをステーキングすれば報酬を得ることができる。

ステーキングで得られる報酬には「①NOT A HOTELへ宿泊できる権利(宿泊権)」と「②NACを受け取る」の2種類があり、受け取れる宿泊権やNACは、ステーキングするNAC量に応じて変動する(※ステーキング報酬の詳細は別途発表)。

【NACを利用して宿泊できるNOT A HOTELの例】
ステーキングするNAC量に応じて、自分の好きな拠点を選んで宿泊することが可能。

NOT A HOTEL AOSHIMA CHILL:宮崎県宮崎市青島(画像:NOT A HOTEL)NOT A HOTEL AOSHIMA CHILL:宮崎県宮崎市青島(画像:NOT A HOTEL)

NOT A HOTEL NASU MASTERPIECE:栃木県・那須(画像:NOT A HOTEL)NOT A HOTEL NASU MASTERPIECE:栃木県・那須(画像:NOT A HOTEL)

NOT A HOTEL FUKUOKA +PENTHOUSE:福岡県福岡市・薬院(画像:NOT A HOTEL)NOT A HOTEL FUKUOKA +PENTHOUSE:福岡県福岡市・薬院(画像:NOT A HOTEL)

これから開業予定のNOT A HOTEL(画像:NOT A HOTEL)これから開業予定のNOT A HOTEL(画像:NOT A HOTEL)

地方創生への貢献
NOT A HOTEL初のプロジェクトであるAOSHIMA(宮崎県宮崎市青島)は、宮崎市の保有する国定公園にある廃墟跡地だったが、今では緑豊かな場所へと生まれ変わっている。DAOに参加するメンバーへのアンケート等を実施しながら同様の課題を抱えるエリアを開拓し、NOT HOTEL DAOで得た資金によって地方創生を実現していく。

プロジェクト概要のプレゼンテーションも

今回の発表では、2023年11月9日〜10日かけて開催される「B DASH CAMP 2023 FALL in FUKUOKA」(会場:ヒルトン福岡シーホーク)に、NOT A HOTEL株式会社がプラチナスポンサーとして参加することも報告されています。

11月9日14:30開始のセッションでは、NOT A HOTELの執行役員CXOである井上雅意氏から「NOT A HOTEL DAOの最新情報」などについての発表が行われるとのことです。

なお、NOT A HOTEL DAOの詳細なロードマップやサービス開発の進捗については、今後「NOT A HOTEL DAOのホームページ」で公開されていくとのことです。

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NOT A HOTEL発表

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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