グレースケール:イーサリアム投資信託の「現物ETF転換」を申請

米国の大手暗号資産運用会社「Grayscale(グレースケール)」は2023年10月2日に、NYSE Arcaと共同でイーサリアム投資信託「Grayscale Ethereum Trust(ETHE)」をイーサリアム現物ETF(上場投資信託)に転換するための申請を行なったことを発表しました。

Grayscale Ethereum Trust(ETHE)は、運用資産総額が50億ドル(約7,500億円)相当以上に達する世界最大級のイーサリアム投資商品であり、Arkhamが先月2日に報告した時点では「世界で2番目に巨大なETHエンティティである」とされていました。

今回の申請はこの「ETHE」をイーサリアム現物ETFに変換するためのものであり、この申請はSECが初めてイーサリアム先物ETFを承認したのに続いて行われたと説明されています。

なお、Grayscaleは「Grayscale Bitcoin Trust(GBTC)」と呼ばれるビットコイン投資信託を現物ETFに転換するための申請も行なっていますが、今回の発表の冒頭には「この申請は暗号資産投資商品ファミリー全体をETFに転換するというGrayscaleの継続的な取り組みを反映するものだ」とも記載されています。

Grayscale Bitcoin Trust(GBTC)に関しては、今年8月末に「GBTCの現物ETF転換に関する裁判で、グレースケールが米証券取引委員会(SEC)に勝訴した」ということも報告されています。

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Grayscale発表

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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