アプトスラボ提供のウォレット「ペトラ」でオンランプ可能に、コインベースペイ統合で

ペトラにコインベースペイ統合

レイヤー1ブロックチェーン「アプトス(Aptos)」開発のアプトスラボ(Aptos Labs)が、同社提供の暗号資産(仮想通貨)ウォレット「ペトラ(Petra)」に「コインベースペイ(Coinbase Pay)」を統合したことを9月20日発表した。

これにより「コインベースペイ」利用のユーザーは、「ペトラ」を介したオンランプ(法定通貨を暗号資産に交換するプロセス)が可能となり、法定通貨から「アプトス」のネイティブトークン「APT」への交換ができるようになったとのこと。

またユーザーは、「コインベースペイ」で銀行やデビットカード、クレジットカード、コインベースアカウントの残高で、「APT」を「ペトラ」へ追加できるとのこと。

なお「コインベースペイ」は、「ペトラ」ウォレットのデスクトップ版およびモバイル版の両方に統合されているという。

アプトスとは

「アプトス」は昨年10月にメインネットローンチしたL1ブロックチェーン。メタ(旧フェイスブック)のデジタル資産事業ディエム(Diem)の開発チームに所属していたモー・シャイフ(Mo Shaikh)氏とエイブリー・チン(Avery Ching)氏が共同創業したアプトスラボ(Aptoslabs)が開発を主導している。なお「アプトスネットワーク」の開発言語はディエムが開発した「Move(ムーヴ)」が採用されている。

今年8月にはアプトスラボと米マイクロソフト(Microsoft)が提携し、マイクロソフト提供のAIサービス「アジュールオープンAIサービス(Azure OpenAI Service)」をアプトスネットワークに統合したことが発表されている。

コインベースペイとは

米大手暗号資産取引所提供のサードパーティアプリ「コインベースペイ」は、メタマスク(MetaMask)などのセルフカストディウォレットや、分散型アプリケーション(dapps)から、コインベースでサポートされている暗号資産(一部除く)を直接購入または送金できる決済機能だ。

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参考:アプトスラボ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/royyimzy・dalebor

参照元:ニュース – あたらしい経済

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