FTXがZROトークンに関して”レイヤーゼロ”に資金返還を求める訴訟を起こす
破産してチャプターイレブンにおける再建処理中の仮想通貨取引所FTXは、同社の子会社であるアラメダ(Alameda)が過去に行ったレイヤーゼロとのZROトークンとスターゲート(Stargate)のSTGトークンに関する契約の出資を取り戻す”クローバック訴訟”を起こした。
関連記事:FTXがZROトークンに関して"レイヤーゼロ"に資金返還を求める訴訟を起こす
FTXがレイヤーゼロを訴訟
FTXは10日、DeFiやNFTにイーサリアムやL2、アプトス(Aptos)などのMOVEチェーンなどへのブリッジ機能を提供する最大手のレイヤーゼロ(LayerZero)を開発するレイヤーゼロ・ラボ(LayerZero Labs Ltd. )に対して出資及びトークン購入契約に関する支払いの払い戻しを求める訴訟を提起した。
速報:破産後チャプターイレブン処理中のFTXはBaaSの”LayerZero”に対して支払いした資金を取り戻すクローバック訴訟を起こす。Alameda Venturesは2022年に7000万ドルで4.92%の #LayerZero 株式を取得、エアドロップ期待されているZROの割当と2500万ドルでSTGを獲得していた#イーサリアム #仮想通貨 pic.twitter.com/bJMUi7Nb2o
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) September 10, 2023
FTXによると同社の子会社であり、仮想通貨スタートアップへの投資を行っていたアラメダベンチャーズ(Alameda Ventures)は2022年1月14日と2022年5月27日に7000万ドル(約103億円)を2回に分けてレイヤーゼロ・ラボに支払い、約4.92%の同社株式を取得したという。この株式取得に伴いレイヤーゼロのガバナンストークンとして発行が予定されているZROトークンの割当と、レイヤーゼロ・ラボが開発するブリッジプラットフォーム”スターゲート(Stargate)”のSTGトークンの割当を受けたとされている。
2022年3月17日、アラメダベンチャーは2500万ドル(約37億円)を支払い、1億STGを公開オークションで取得、2023年3月17日から約半年にかけてこのSTGトークンは段階的に送金されていく予定だとしている。
*現在速報のため追記中。最新の更新は@bokujyuumaiよりお知らせします。
▼仮想通貨(暗号資産)の仕組みや技術、規制の市場影響を勉強するなら「墨汁うまいと学ぶ仮想通貨の世界」!他では見ることができないより詳しい内容を投資家向けにわかりやすく解説
The post FTXがZROトークンに関して"レイヤーゼロ"に資金返還を求める訴訟を起こす first appeared on CoinChoice(コインチョイス).