Azuki(アズキ)とは?NFTの特徴や価格・将来性を解説

Azuki(アズキ)は、2022年1月にChilu Labsから発行された10,000体のNFTコレクションです。独特なデザインと熱いコミュニティが特徴のプロジェクトです。

リリースから1年数ヶ月と歴史は浅いですが、トップクラスのフロアプライスを誇っており、海外ブルーチップコレクションの一つとして、多くのNFTコレクターから支持を受けています。

また、これから様々な展開を計画していることからも注目を集めています。

本記事ではAzukiの特徴やこれまでの価格推移、将来性を解説します。Azukiに興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

Azuki(アズキ)とは?

Azuki公式サイトトップページ
引用:Azuki公式

Azukiは2022年1月12日にリリースされた、PFP系のNFTコレクションです。日本のアニメキャラクターを彷彿とさせるようなかっこいいデザインで、横顔のイラストが特徴的です。

発行枚数は10,000枚となっており、現在OpenSeaでのフロアプライスは17.8ETHとPFP系NFTコレクションとしてはトップレベルの人気です。また、総取引高は542,559ETHを誇っています。

Azukiはコミュニティを大切にしているプロジェクトで、Azukiから派生したコミュニティが全世界に49個存在しています。

また、アニメやゲーム、アパレル展開など、単なるNFTに留まることなく世界的なブランドとして育てることを目的に運営されていることから、多くのNFTコレクターから支持を受けています。

Azuki(アズキ)の特徴

Azukiの特徴は下記の3つです。

  • アニメ調×ストリート調のデザイン
  • ホルダー限定のコミュニティ「The Garden」
  • 実績のある運営メンバーが揃っている

順番に解説していきます。

アニメ調×ストリート調のデザイン

Azukiは、アニメ調とストリート調を掛け合わせたデザインのNFTコレクションです。

Azukiは日本のアニメや漫画のキャラクターを彷彿とさせるようなデザインにタトゥーやアクセサリーなどのストリート要素が組み合わさり、Azukiならではの独特なアートワークとして評価されています。

日本刀や歌舞伎柄などのパーツデザインがあることから、日本カルチャーから強いインスパイアを受けたと考えられています。

Azuki NFTは4種類のタイプに分類されており、タイプごとに発行枚数が異なります。また、背景・武器・髪型・アクセサリー・服装・口・目などの細かいパーツの一つ一つが洗練されたデザインである点もAzukiの魅力です。

アニメ×ストリートの独特なデザインと一つ一つのパーツへのこだわりが人気になった理由の一つと考えられます。

ホルダー限定のコミュニティ「The Garden」

AzukiのNFTを購入すると、Azukiホルダー限定のコミュニティ「The Garden」へ参加できることも特徴です。

Azukiは「みんなで作り上げる新しいブランド」であることを主張しており、コミュニティ主導でAzukiブランドを世界に広めていくことを目標としています。

Azukiホルダーの特典としては、ストリートウェアの配布、NFTドロップ、ライブイベントへのアクセスなどが予定されています。

メタバース展開を最終的な目標としており、Azuki NFTが「メタバースにおけるあなたのアイデンティティ」と位置付けられている点も特徴です。

実績のある運営メンバーが揃っている

AzukiはITやアート業界で実績のあるメンバーによって運営されているプロジェクトです。

Chilu Labsと呼ばれるアメリカのロサンゼルス発のチームを中心にスタートしたプロジェクトで、全員が匿名で活動していることも特徴です。

メンバーには、DeFiプラットフォームやGoogleなどで事業経験を持つZAGABOND氏、Facebook出身のLOCATION TBA氏、Yコンビネータで2度の受賞歴を持つHOSHIBOY氏、元Googleエンジニアの2PM.FLOW氏の4名が初期の創業メンバーとして知られています。

この他にもBlizzardで長年キャラクター・アート・ディレクターを務めていたArnold Tsang氏も運営メンバーとして参画しています。

各業界の実力者が揃っていることもAzukiが期待されている一つの要因といえます。

Azuki(アズキ)の価格推移

Azuki(アズキ)の価格推移

Azukiが2022年1月12日に1ETHで販売した8,700点のNFTはわずか3分で完売しました。その後、プライベートオファーで1,300点を販売し、合計10,000点全ての完売に成功しています。

販売開始から1ヶ月程で価格が高騰し、一時20ETHを超えるフロアプライスを記録しました。しかし、2022年5月に価格が大きく下落しています。

その後は徐々にフロアプライスが上昇していき、2023年6月現在の価格は17.8ETH。NFTの冬相場でもフロアプライスを上昇させていることから、Azukiへの期待の高さが伺えます。

Azuki(アズキ)の将来性

Azukiの将来性を感じさせる点は下記の3つです。

  • メタバース展開
  • アパレル展開
  • アニメ・ゲーム展開

順番に解説していきます。

メタバース展開

Azukiはメタバース展開を計画しています。

AzukiにはWeb3業界やテクノロジー業界での実績を持ったメンバーが在籍しているため、Azukiならではの高クオリティのメタバースを構築できる可能性が高いです。

メタバースがローンチされたら、保有しているAzuki NFTがメタバース内での自身のアバターになることが考えられます。また、リアルのアパレル商品とメタバース上のウェアラブルとの連動させてくる可能性も高いです。

アパレル展開

Azukiはアパレル展開にも力を入れています。

既に東京発の世界的ファッションブランドAMBUSH®︎とのコラボ商品を販売中です。

また、Azukiホルダー向けにスカジャンNFTをエアドロップし、同じデザインのリアルスカジャンを配布する取り組みも実施しています。

今後も他のブランドとのコラボ商品の販売やAzukiブランドの独自商品の展開が期待されています。

アニメ・ゲーム展開

Azukiは「BIG IP」を目指していることから、単なるNFTに留まることなくアニメやゲームへの展開していく可能性があります。

先日、Azukiが展開している「BEANZ」コレクションはアジアで人気の高い「LINE FRIENDS」とパートナーシップ契約を結びました。元サンリオの常務取締役、鳩山玲人氏をアドバイザーに招聘するなど、積極的にBEANZのIP強化をはかっています。

また、中国の動画配信サービス「Bilibili International」との提携も発表しており、これから本格的なアニメやゲームへの展開が期待されています。

ゲームやアニメには本家のAzukiでは無く、BEANZが使われる可能性もあります。

Azuki(アズキ)の購入方法

Azukiの購入手順は以下のとおりです。

  1. 仮想通貨取引所のアカウント作成
  2. 仮想通貨取引所でイーサリアムを購入
  3. ウォレット『MetaMask』のアカウント作成
  4. MetaMaskにイーサリアムを送金
  5. OpenSea公式サイトにアクセス
  6. OpenSeaにMetaMaskを接続
  7. OpenSea内の「Azuki」公式ページより購入

▼1〜5までの手続きは下記の記事を参考にして下さい。

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Azuki(アズキ)とは?NFTの特徴や価格・将来性を解説
OpenSea(オープンシー)でのNFTの買い方・購入方法を解説
2023.5.18
「OpenSeaでNFTを購入したいけど、購入の仕方がわからない‥‥。」 OpenSea(オープンシー)は非常に簡単にNFTを購入、出品できる、世界最大級のNFTマーケットプレイス...

▼OpenSeaの「Azuki」公式ページ
https://opensea.io/collection/azuki

お好きなNFTを見つけた方は、以下画像にある「Buy now」のボタンを押して、購入完了です。

Azukiの買い方

その他にも、購入方法は以下の3通りありますが、「Buy now」が確実にNFTを購入できる方法となっております。

・Buy now(いますぐ買える)
・オークション(最高値で希望した人が買える)
・オファー(保有者が誰に譲るか決める)

▼もう少し詳しい手順に関しては以下の記事をご覧ください。

OpenSea(オープンシー)でのNFTの買い方・購入方法を解説

Azuki(アズキ)のまとめ

AzukiはPFP系NFTコレクションの中でトップクラスの人気を誇るプロジェクトです。

NFTの冬相場にもかかわらずフロアプライスが上昇していることから、Azukiへの期待感の高さがわかります。

今後はアパレル、メタバース、アニメなど多方面への展開が計画されており、数年後にはAzukiが世界的なブランド・IPとなる可能性もあります。

これからのAzukiの動向は要チェックです。

参照元:NFT Media

NFT Media 編集部
  • NFT Media 編集部

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