ANA:エアライン初の「独自NFTマーケットプレイス」公開|NFTコレクションも販売開始
ANAグループは2023年5月30日に、ブロックチェーン技術を活用した新事業として”NFT事業”を開始したことを発表しました。
今回の発表では、エアライングループとしては世界初となる独自のNFTマーケットプレイス「ANA GranWhale NFT MarketPlace」をオープンしたことや、ANA初のNFTコレクションとなる「ANA NFTコレクション」の販売を開始したことが報告されています。
ANA GranWhale NFT MarketPlaceとは?
「ANA GranWhale NFT MarketPlace」は、バーチャルトラベルプラットフォーム「SKY WHALE」の開発・運営などを行っているANA NEO株式会社が運営するNFTマーケットプレイスであり、アーティストやクリエイターのNFT作品を売買することが可能となっています。
このNFTマーケットプレイスでは「仮想通貨決済」に加えて「クレジットカード決済」も可能で、購入した商品はマーケットプレイス内で2次販売することも可能となっています。
「ANA GranWhale NFT MarketPlace」の特徴としては以下のようなものが挙げられています。
1.アーティストやクリエイターが作品をNFTとして販売可能
アーティストやクリエイターは、マーケットプレイスに事業者登録することによって、NFT作品を出品することが可能。
2.仮想通貨・クレジットカードで購入可能
出品時には決済方法を選択することが可能で「仮想通貨決済(ETH)」だけでなく「クレジットカード決済」を指定することも可能。仮想通貨決済を利用する場合のウォレットは「MetaMask」に対応。
3.プラットフォーム上での取引が可能
購入した商品はマーケットプレイス内で売買(2次販売)することが可能(※商品によっては売買の対象外のものもあり、商品を出庫した場合はマーケットプレイス内での売買ができない)。
MetaMaskの利用方法はこちら
ANA初の「ANA NFT コレクション」を販売
ANA初のNFT商品第1弾では「航空写真家のルーク・オザワ氏が手掛ける初のデジタル写真」が販売されており、第2弾では「ボーイング787初号機の特別塗装機と当時デザイン案として検討されていた幻のデザインのNFT」が販売されることになっています。
ルーク・オザワ氏が手掛けるデジタル写真NFTの中の1点は写真の現像元である”ポジフィルム付き”で販売されており、ボーイング787初号機のNFTは”3Dモデルの飛行機”として販売される予定となっています。
「ANA NFT コレクション」の販売概要については以下のように報告されています。
5月30日から合計267点を販売
2023年5月30日から以下の3作品・合計267点を販売(※ポジフィルム付きNFT商品は、2023年5月30日14:00〜2023年6月6日23:59までの期間にかけてオークション形式で販売)
- 航空写真家:ルーク・オザワ氏の作品
(10,000円×6点) - V-TRIP撮影写真家:清家拓氏の作品
(3,000円×80点) - NFTプロジェクト:Airbitsの作品
(3,000円×181点)
6月7日から合計1574点を順次販売
2023年6月7日から「ボーイング787初号機の特別塗装機と当時デザイン案として検討されていた幻のデザインの3DモデルNFT」2種類(各787点)を順次販売予定(※各作品787点目のNFT商品計2点は、2023年6月7日12:30〜2023年6月13日23:59までの期間にかけてオークション形式で販売)
6月22日から合計50点を販売
2023年6月22日から「Akira Terada氏の作品」を合計50点販売
なお、NFT商品のラインアップは今後も増やしていくことが予定されているとのことで、『日本各地の特産品などのNFT商品化を視野に入れながら、ANA GranWhale NFT MarketPlaceを通じて、地域や海外を含めたお客様体験価値の向上を目指していく』と説明されています。
(ANA発表、ANA GranWhale NFT MarketPlace)
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