RIZAP × HashPalette:NFT・暗号資産活用した「Workout to Earn」展開へ
暗号資産活用したWeb3ヘルスケアエコシステムを構築
パレットトークン(PLT)を発行している「HashPalette」は2023年5月15日に、パーソナルトレーニングジムを運営している「RIZAP」と共同で、トレーニングで稼ぐことができる”Workout to Earn”のプロダクトを2024年にリリースする計画を発表しました。
RIZAP(ライザップ)は2012年2月の1号店オープン以来、急成長を続けているパーソナルトレーニングジムであり、記事執筆時点では日本国内で119店舗を運営、累計会員数は18万人を超えています。
今回発表されたプロジェクトは、NFTや暗号資産などを活用した”Web3ヘルスケアエコシステム”の構築に向けたもので、トレーニングや健康関連のノウハウを有するRIZAPと、トークンエコノミー関連のノウハウを有するHashPortが協業することによって、日本社会の持続的な健康増進を図ると説明されています。
「Workout to Earn」の仕組みを採用したプロダクトは、HashPaletteが開発するNFT特化ブロックチェーン「パレット」を用いて開発される予定で、RIZAPはこの製品の監修とマーケティング支援を行うことになるとのことです。
また、将来的にはライザップが提供する各種サービスとの連携も検討し、HashPortがトークンエコノミーアドバイザーとして、SBT*・NFT・暗号資産を活用した有機的なトークンエコシステムの構築に関する支援を行うと説明されています。
*SBT(ソウルバウンドトークン):移転不可能なNFTのこと。SBTのウォレットを保有する個人の経歴や行動履歴を表すトークンとして発行される。
製品の基盤となる「Palette」とは?
HashPalette×RIZAPのプロジェクト概要
2024年に「X to Earnプロダクト」をリリース
HashPaletteとRIZAPが共同で実施するプロジェクトでは、歩いて稼ぐ「Move to Earn」や、トレーニングで稼ぐ「Workout to Earn」のプロダクトが2024年にリリースされる予定です。
これらのプロダクトは、ゲームと金融を組み合わせたブロックチェーンゲームである「GameFi」を用いてユーザーの健康増進モチベーションを持続・向上させることを目的としたものであるとのことです。
SBT活用した「ヘルスケアトラスト」を発行
さらにその後は、ソウルバウンドトークン(SBT)を活用した「ヘルスケアトラスト」を発行することも検討されています。
ヘルスケアトラストとは、ユーザーの健康増進活動の成果をはじめとする様々な健康関連情報を記録したトークンであり、それらの情報はブロックチェーン上に記録される仕組みとなっています。
トラストのランクに応じた様々なメリットを提供
また「ヘルスケアトラスト」では、健康活動の成果に応じてランクアップしていく仕組みが採用されているため、ユーザーは自身が持つトラストのランクに応じて様々なメリットを受けられるようになるとのことです。
具体的な特典の内容などについては明かされていないものの、将来的にはRIZAPが提供するサービスや複数の企業・サービスと連携することを視野に、ユーザーメリットの拡充を図っていくと説明されています。
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