【NFT×SNS】5大SNSプラットフォームのNFT活用事例

5SNSプラットフォームのNFT活用事例

YouTube

引用:YouTube

動画投稿プラットフォームのYouTubeがNFTに参入する意向を見せています。2022年の1月には、人気YouTuberのヒカキン氏にYouTube公式からNFTアートがプレゼントされており、その様子をヒカキン氏が公開しています。

また、当時のCEOであるSusan Wojcicki氏は、同年1月にYouTube Official Blog上で公開した「Letter from Susan: Our 2022 Priorities」内でNFTについて言及しています。

Susan Wojcicki氏はブログ内で、「Web3で起こることに着目しており、暗号通貨やNFT、DAOによってクリエイターとファンの繋がりを広げる機会がある」としています。加えて、「YouTubeはクリエイターが新しいテクノロジーを活用できるよう、YouTubeのエコシステムを拡大し、クリエイターとファンの体験を高めていくことに常に重点を置いている」との発言もあり、NFTなどの新しい技術の活用に前向きな姿勢が読み取れます。

さらに、2023年2月に新たにCEOに就任したNeal Mohan氏はWeb3やNFTの参入に前向きであるとみられています。その理由は同氏も、以前にYouTube Official BlogでNFTを含むWeb3について言及していたからです。

Neal Mohan氏は、ブロックチェーンやNFTの技術によってクリエイターは以前は不可能だった方法でお金を稼ぐことができ、クリエイターの作品をファンが所有できるようになる可能性があると発言しています。また、Web3とは別の文脈から、視聴をより没入感のあるものにする方法としてメタバースの活用にも言及しています。

これまでの実際のアクションとしては、人気YouTuberへのNFTアートのプレゼントに留まりますが、今後YouTubeがNFTやブロックチェーンを活用していく可能性は充分にあるでしょう。

Twitter

引用:Twitter Blue公式Twitter

Twitterは、Twitter Blueというサブスクリプションプランに登録することで、所有するNFTをTwitterアカウントのプロフィール画像に設定することができるオプションを提供しています。

実は、Twitter Blueに登録をせずとも、所有するNFTの画像をダウンロードすればTwitterのプロフィール画像に登録することはできます。しかし、Twitter Blueに登録してNFTをプロフィール画像に設定した場合と、登録しないで設定した場合では、Twitter上での表示のされ方が異なります。

Twitter Blueに登録してNFTをプロフィール画像に設定すると、以下の画像の様に通常の円形の枠ではなく、六角形の枠でプロフィールの画像が表示されるようになります。

引用:Twitter Blue公式ツイート

また、見た目が変化するだけではなくプロフィール画像をタップ(又はクリック)することでNFTの詳細情報を確認することも可能になります。複製可能なデジタルデータに対して「所有を証明することができる」というNFTの特性を活かした機能となっています。

TwitterのプロフィールアイコンにNFTを設定するには、Twitter Blueに登録した上で、Twitterにウォレットを接続する必要があります。ウォレットは、MetaMask、Argent、Coinbase Wallet、Ledger Live、Rainbow、Trust Walletの6つに対応しているようです。

Twitter BlueはNFTをプロフィールに登録することが出来る以外にも様々な機能が追加されます。

Twitter Blueの詳細については以下記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。

TikTok

引用:TikTok US公式Twitter

縦型ショート動画に特化した動画投稿プラットフォームのTikTokは、ブロックチェーンを活用した音楽ストリーミング配信サービスのAudiusとの提携を発表しています。

Audiusとは、アーティストにより多くの利益を還元することを目指した新しい音楽ストリーミング配信サービスです。独自通貨の「AUDIO」によって、プラットフォームの運営に参加したり、好きなアーティストに直接チップをおくったりできるという特徴があります。

2023年2月に、TIkTokのアカウントを使用してAudiusにログインすることができるようになることや、TIkTokでAudiusの楽曲を使用出来るるようになることが発表されました。

TikTokに投稿される動画にはBGMに楽曲が使用されることが多く、これまでにTikTokからヒットした曲が数多く存在します。大きな影響力をもっているTikTokでAudiusの楽曲を使用することができるようになることで、Audiusの楽曲がより多くのユーザーにリーチでき、Audiusの音楽ストリーミング配信サービスとしての価値を向上させるかもしれません。

また、現在はNFTの活用は発表されていませんが、今後サービスが拡大していけば楽曲の所有権や、サービスを利用する権利の販売にNFTが活用されていく可能性もあるのではないでしょうか。

Instagram&Facebook

引用:Twitter

Meta社(旧Facebook社)は、2022年8月にFacebookとInstagram上で、ユーザーが所有するNFTを投稿できる機能をリリースしています。FacebookやInstagramにウォレットを紐づけて、NFTを投稿することで投稿に「Digital collectible」という表記や特別なエフェクトが付与され、NFTの所有者などの情報を参照できるようになります。

また、InstagramではNFTを投稿して共有することに留まらず、NFTの作成と販売ができる機能の実装も計画されていました。実際に一部のユーザーを対象にInstagram上でのNFTの販売テストが行われており、トップクリエイターのDrifter Shoots氏がInstagram上で公開したNFTプロジェクトは10秒で作品が完売しています。

このように、FacebookやInstagramはNFTの活用に前向きで、順調に計画が進行しているように見えました。

しかし、2023年の3月にMeta社はNFT事業からの撤退を発表しました。Meta社のコマースおよびフィンテック部門の責任者であるStephane Kasriel氏は、「最優先で取り組むべき事業を見直した結果、NFTの取り組みから撤退することになった」と説明しており、今後の方針として「リール投稿のマネタイズオプションなど、スケールでインパクトを与えられる領域に注力していこうと考えています」と発言しています。

Meta社がNFT事業から撤退することになった要因として、2022年のIT業界を襲った業績悪化と同社のメタバース事業が巨額の赤字を計上している事が考えられます。

2022年のアメリカでは記録的なインフレに対処するために金融引き締めが行われ、GAFAMに代表されるIT企業も株価が低迷するなど、対応を余儀なくされました。Meta社においても「Reality Labs」部門の損益は2022年時点で137億ドルに達しており、2022年11月には約11,000人の従業員の解雇を行うなど、大幅なコストカットを試みています。

これらの方針の見直しの一環として、長期的な取り組みが求められるであろうNFT事業からの撤退が決定されたと見られています。

Spotify

引用:KINGSHIPのツイート

大手音楽ストーリーミング配信サービスのSpotifyは、特定のNFTを持っている人にだけプレイリストを公開できる機能を試験的に導入しています。

2023年2月には、KINGSHIP、Creepz、という2つのNFTコレクションで、それぞれのNFTの保有者のみがアクセスできるプレイリストが公開されました。

引用:Kingship

Spotify上で特定のNFTの所有者のみが、プレイリストや楽曲にアクセスできるようになれば、新たなNFTのユーティリティーとしての活用や、コミュニティを盛り上げる方法としての活用が期待できます。

また、Spotify側にとっても、新たなマネタイズポイントとしての展開や、特定のNFT所有者を囲い込むことができるというメリットがあります。

特定のNFT所有者にプレイリストを公開するという機能は、SpotifyとNFTプロジェクト双方にメリットがあり、今後さらに拡大してくのではないでしょうか。そして、大手音楽ストリーミングサービスのSpotifyが今後どのようにNFTやブロックチェーンを活用していくのか注目していく必要があるでしょう。

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参照元:NFT Media

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