モノバンドルと幻冬舎あたらしい経済が提携、Web3特化M&Aプラットフォーム「MergePad」でエコシステムへの貢献目指す

モノバンドルと幻冬舎が提携、「MergePad」で協業

ブロックチェーン領域の総合ソリューション企業モノバンドルが、本メディア「あたらしい経済」を運営する幻冬舎と業務提携することを11月30日発表した。この提携により、モノバンドルのWeb3特化M&Aプラットフォーム「MergePad(マージ・パッド)」において両社は協業する。

「MergePad」は、新規にWeb3・ブロックチェーン技術を既存の事業に活用したい事業者と、優れた技術やプロジェクトを有する事業者をマッチングするM&Aプラットフォームだ。幻冬舎は2018年から運営するWeb3領域の専門メディア「あたらしい経済」で培ったノウハウやメディアパワーを活用し、「MergePad」でこれからWeb3業界に参入する予定の大規模事業者とWeb3領域のスタートアップへの支援をさらに強化する。

具体的に「あたらしい経済」は、買収・事業譲受を検討する大規模事業者がWeb3領域に進出する際の入口となるメディアとしてエコシステムをサポートし、モノバンドルは「MergePad」でのM&Aを通したWeb3領域への参入をサポートする。

「MergePad」とは?

Web3に特化したM&Aプラットフォームとして、買収・売却を検討する事業者の匿名性に最大限配慮し、企業評価、候補企業の選出・選定、提案、交渉・成約まで幅広くサポートするサービス。

買い手および売り手として登録しても、ユーザーに情報は公開されず、買収・譲受希望者と、売却・譲渡希望者の要望を伺った上で、最適なマッチングを実現する。

情報登録から、買収・売却内容のヒアリングを実施、候補先の調査・選定・打診、基本合意に至るための調査、基本合意契約書の締結、買収監査の実施を行い、M&Aの成立までをサポートする。

なお専任アドバイザー制度を設け、M&A経験のある金融の専門家と技術DD(デューデリジェンス)が可能なブロックチェーンの専門家がアドバイザーを務め、企業の技術・ノウハウ・トークンの価値を算定、また複数領域での開発実績のあるエンジニアによる技術的なDDを行うことにより、適切なマッチングを実現する。

なお「MergePad」では契約が発生するまでのサービスはすべて無料で提供される。

今後、株式による買収・売却だけでなく、トークンに転換予定の社債等の譲渡や二次流通に関するサポートも提供予定だ。

なおモノバンドルは「MergePad」に加え、マルチチェーンのNFTインフラ「Hokusai」事業や、デジタル資産の監査・認証プロバイダー事業の「SuperAudit」、企業向けチケットNFTソリューション「Hokusai Ticket」などを提供している。

また同社のヨーロッパ拠点ではWeb3研究開発やインキュベーションに取り組んでいる。

参考:MargePad / プレスリリース

参照元:ニュース – あたらしい経済

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