Huobi Japan「イーサリアム大型アップグレード・ETHW・ETHS」などの対応方針を発表


暗号資産取引所「Huobi Japan(フォビジャパン)」は2022年8月16日に、イーサリアム(Ethereum/ETH)の大型アップグレード「Merge(マージ)」や、大型アップグレードでチェーンが分岐した場合の対応方針について発表を行いました。

こちらから読む:ビットバンク、販売所で3銘柄取扱開始「暗号資産」関連ニュース

Mergeアップグレード計画を尊重する予定

Huobi Japan(フォビジャパン)は2022年8月16日に、イーサリアムの大型アップグレード「Merge(マージ)」や、大型アップグレードでEthereumチェーンが分岐した場合の対応方針について発表を行いました。

イーサリアム(Ethereum/ETH)の大型アップグレード「Merge(マージ)」では、イーサリアムで採用されているコンセンサスアルゴリズム(取引承認・合意形成の仕組み)を「プルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work/PoW)」から「プルーフ・オブ・ステーク(Proof of Stake/PoS)」へと移行することが予定されていますが、アップグレード時期が近づくにつれてコミュニティの議論も活発化してきています。

コミュニティでは現在「イーサリアムのPoS移行後に現在のイーサリアムの演算能力を他ブロックチェーンの支援に回す」という意見と「イーサリアムのハードフォークを行なってチェーン分岐後もPoWを使い続ける」という意見の2つが出ていますが、フォビジャパンは『アップグレードプランを尊重する予定』だと説明しています。

今回のアップグレードでEthereumが2つに分岐した場合には、PoSチェーン側のETHである「ETHS」と、PoWチェーン側のETHである「ETHW」が誕生することになるため、現在は暗号資産取引所などからETHS・ETHWへの対応方針が発表されてきていますが、フォビジャパンも「ETHS」と「ETHW」というトークン名称を用いて説明を行なっています。

具体的には、アップグレードが成功してEthereumのブロックチェーンが分岐する場合には「アップグレード前のETHスナップショット(ETH保有量記録)」が行われるとのことで、ハードフォークが成功した場合は1:1の割合でETHを”ETHS”に自動変換、ETHという名称は取引市場から削除される可能性があるとされています。

アップグレードが成功してEthereumブロックチェーンが分岐しない場合は「ETH」のトークン名称を使用し続けることになるとのことです。

ただし、フォビジャパンでETHWトークンを取扱開始するためには「日本暗号資産取引業協会(JVCEA)」の承認を得ることが必須となるため、承認が得られない場合はトークン付与・現金交付などの対応ができない可能性があるとも説明されています。

なお、フォビジャパンにおけるETHWトークンの取扱対応については『現時点で未定』とされています。

>>「Huobi Japan」の公式発表はこちら

Huobi Japanの画像


Huobi Japanの登録ページはこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です