カルダノ開発企業「EVMサイドチェーンのアルファ版」をテストネットで公開


カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)の開発を行っている「Input Output(IOG/IOHK)」は2022年6月12日に、イーサリアム仮想マシン(EVM)サイドチェーンのアルファ版をテストネットでリリースしたことを発表しました。このEVMサイドチェーンによって、Solidityを用いたアプリケーションをCardano上で構築することが可能となり、カルダノとイーサリアムで相互運用することができるようになると報告されています。

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Cardanoで「Solidityベースのアプリ開発」が可能に

カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)の開発を行っている「Input Output(IOG/IOHK)」は2022年6月12日に、イーサリアム仮想マシン(EVM)サイドチェーンのアルファ版をテストネットでリリースしたことを発表しました。

イーサリアム(Ethereum/ETH)のブロックチェーンでスマートコントラクトを構築する際には「Solidity」と呼ばれる独自のプログラミング言語が使用されていますが、今回のEVMサイドチェーンによって、Solidityを用いたアプリケーションを分散化されたパーミッションレス(*1)の持続可能なブロックチェーンである「Cardano」で構築することが可能となり、カルダノとイーサリアムで相互運用することができるようになると説明されています。
(*1)パーミッションレス型ブロックチェーン:管理者の許可なく誰でもネットワークにアクセスできるブロックチェーンのこと。


イーサリアム仮想マシン(EVM)サイドチェーンのアルファ版をリリースしました!(現在はテストネットで公開中)

Solidityベースのアプリケーションを分散化されたパーミッションレスの持続可能なブロックチェーンである「Cardano」で構築しましょう。

未来は相互運用可能です。

Input Outputは2022年4月28日に公開したブログ記事の中でも『IOGは今年新たにパーミッションレスEVMサイドチェーンのリリースを予定している』と報告しており、『このサイドチェーンによって開発者はCardanoの数多くのベネフィットを得ながら、CardanoでSolidityによるスマートコントラクト・EVM対応DApp・ERC20対応トークン、そしてやがては独自のサイドチェーンを作成できるようになる』と説明しています。

また、EVMサイドチェーンの主要機能としては「イーサリアムのアップグレードやツールとの完全な互換性・Web3ウォレット対応・プルーフオブステークOuroboros BFTコンセンサスプロトコルの使用・Cardanoメインチェーンからセキュリティを受け継ぐことができること」などが挙げられており、ユーザーは低コストかつ高速で環境にも優しいブロックチェーンの恩恵を受けることができるとも説明されています。

なお、Input Outputは2022年6月9日に、Cardano関連のデジタル資産を保管・管理することができる新たなライトウォレットプラットフォーム『Lace 1.0』も発表しています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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