Block社のTBD:ビットコイン中心の新たな分散型ウェブ「Web5」を発表


ジャック・ドーシー氏が率いる「Block(旧:Square)」が創設したビットコイン特化の事業部門「TBD」は2022年6月10日に、ビットコインを中心とした新たな分散型ウェブプラットフォーム『Web5』を構築する計画を発表しました。

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分散型ID用いて個人情報を自分で管理

Block(旧:Square)が創設したビットコイン特化の事業部門「TBD」は2022年6月10日に、ビットコインを中心とした新たな分散型ウェブプラットフォーム『Web5』を構築する計画を発表しました。

Web5の専用ページでは『ウェブは情報交換を民主化したがアイデンティティという重要なレイヤーが欠落している。私たちは何百ものアカウントと覚えきれないパスワードで個人データを保護するのに苦労している。現在ウェブ上では、IDと個人データは第三者の所有物になっている』と指摘されています。

TBDが新たに構築するWeb5は「ユーザーが個人情報や自身のデータを自分で管理できるようにするためのレイヤー」として機能するとのことで、『アプリケーションに分散型IDとデータストレージを提供することによって、開発者は新しいユーザー体験の創造に集中でき、データとIDの所有権を個人に戻すことができる』と説明されています。

Web5はビットコインのブロックチェーン上で動くオープンかつパブリックでパーミッションレスの分散型IDネットワークである「ION」の技術を活用しているとのことで、ユーザーはWeb5のデジタルウォレットに個人情報・データ・アプリへの権限などを保存しておくことによって、新たな分散型アプリを利用する際に新たにプロフィールを作成する手間を省くことが可能になると報告されています。

この機能が広く利用されるためには、各種アプリが「Web5」に対応する必要があるものの、開発キットは既に公開されているため、今後の普及などには注目が集まっています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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