LINE NEXT、NFTプラットフォーム「DOSI」専用ウォレット提供開始

LINE NEXTが「DOSI」専用ウォレット提供開始

LINE NEXT(ラインネクスト)が、グローバルNFTプラットフォーム「DOSI(ドシ)」の専用ウォレット「DOSI Wallet」提供開始したことが5月17日分かった。「DOSI Wallet」は今年3月末から韓国で先行して提供されたとのことで、今後サービス提供国は日本を除く180ヵ国を予定しているという。

LINE NEXTはグローバルNFTプラットフォーム事業を運営するLINEのグループ会社だ。なお日本ではLINE Xenesis(ラインジェネシス:旧LVC)が国内向けのNFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」およびデジタルアセット管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」を提供している。そのため日本では今回の「DOSI Wallet」は提供対象外となっている。

なお「DOSI」は今年の上半期中にローンチが予定されており、先行して「DOSI Wallet」が提供開始となったようだ。

今回の発表によると「DOSI Wallet」は、ユーザーが「DOSI」のエコシステム上で多様なNFT体験やソーシャル機能を利用できる「ソーシャルパスポートウォレット」と説明されている。なお決済・取引サービスについては「DOSI」ローンチ後に可能となるようで、クレジットカードやLINE Pay、Naver Payなどのデジタル決済及び暗号資産支払いなどの決済方法が提供予定とのことだ。

「DOSI Wallet」の提供は、3月31日に新しくオープンした韓国のテーマパーク「ロッテワールド・アドベンチャー釜山」のオープン記念にて開催されたNFT無償配布イベントから開始されたとのこと。なおこのイベントは韓国国内ユーザー限定とのことだ。

ちなみにこのイベントでは、「DOSI Wallet」を採用したロッテワールドのキャラクター「ロッティー」と「ローリー」に関する4種類のショート動画形式の限定NFTを発行し、当選したユーザーの「DOSI Wallet」に送られたとのことだ。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

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参考:LINE

参照元:ニュース – あたらしい経済

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