エルサルバドル「44カ国が参加するBTC関連の会合」開催へ|中央銀行・金融当局が参加
エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は2022年5月16日に、合計44カ国の中央銀行や金融当局が参加するビットコイン関連の会合を2022年5月17日にエルサルバドルで開催することを明らかにしました。この会合には「32カ国の中央銀行」や「12カ国の金融当局」が参加すると報告されています。
こちらから読む:HEXAメタバース・ゲートウェイα版公開「暗号資産」関連ニュース
32の中央銀行・12の金融当局が参加
エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は2022年5月16日に、合計44カ国の中央銀行や金融当局が参加するビットコイン関連の会合を2022年5月17日にエルサルバドルで開催することを明らかにしました。
この会合には「32カ国の中央銀行」や「12カ国の金融当局」が参加するとのことで、『金融包摂・デジタル経済・銀行口座を持たない人々の銀行取引・ビットコイン展開とエルサルバドルにおけるBTC展開のメリット』などについて議論が行われる予定だと報告されています。
Tomorrow, 32 central banks and 12 financial authorities (44 countries) will meet in El Salvador to discuss financial inclusion, digital economy, banking the unbanked, the #Bitcoin rollout and its benefits in our country.
— Nayib Bukele (@nayibbukele) May 16, 2022
明日、32の中央銀行と12の金融当局(44カ国)がエルサルバドルで会合を開き、金融包摂・デジタル経済・銀行口座を持たない人々の銀行取引・ビットコインの展開と我が国におけるそのメリットについて議論する予定です。
具体的には以下のような国の中央銀行や金融当局が会合に参加するとのことで、主に発展途上国の中央銀行・金融当局が会合に参加することが報告されています。
- サントメ・プリンシペ中央銀行
- パラグアイ中央銀行
- アンゴラ中央銀行
- ガーナ銀行
- ナミビア銀行
- ウガンダ銀行
- ギニア共和国中央銀行
- マダガスカル中央銀行
- ハイチ共和国銀行
- ブルンジ共和国銀行
- エスワティニ中央銀行
- エスワティニ財務省
- ヨルダン中央銀行
- ガンビア中央銀行
- ホンジュラス国立銀行保険委員会
- マダガスカル財政・予算省トレゾア総局
- モルディブ通貨管理局
- ルワンダ国立銀行
- ネパール・ラストラ銀行
- ケニア・サッコ協会規制当局
- パキスタン国立銀行
- コスタリカ金融監督庁
- エクアドル国民経済連携総監部
- エルサルバドル中央銀行
- エジプト中央銀行
- ヨルダン中央銀行
- ナイジェリア中央銀行
- セネガル経済・財務・計画省
- ドミニカ共和国銀行監督局
- モーリタニア中央銀行
- コンゴ中央銀行
- アルメニア中央銀行
- バングラデシュ銀行
ビットコイン(BTC)は「銀行口座を持たない人々に金融サービスを提供するための手段」として注目されているため、仮想通貨業界では『今回の会合に参加する国々がビットコインの採用で団結すれば、仮想通貨の歴史に大きなニュースになる可能性がある』と注目が集まっています。
なお、エルサルバドル政府は現在もビットコインの買い増しを続けており、今月10日には「平均購入価格30,744ドル(約400万円)で500BTCを追加購入したこと」が報告されています。
こちらの記事もあわせてどうぞ
ビットコイン(BTC)などの購入は取引システムの安定性などでも評価の高い暗号資産取引所ビットバンクからどうぞ