元祖メタバース「Second Life」の創設者、Linden Labに戦略顧問として復帰


メタバース(仮想空間)の先駆けとして知られる2003年に公開されたオンラインゲーム「Second Life(セカンドライフ)」は2022年1月13日に、セカンドライフの創設者であるPhilip Rosedale(フィリップ・ローズデール)氏がセカンドライフを運営する「Linden Research(Linden Lab)」に戦略アドバイザーとして再参加することを発表しました。

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Second Life創設者が「戦略顧問」として再参加

メタバース(仮想空間)の先駆けとして知られる2003年に公開されたオンラインゲーム「Second Life(セカンドライフ)」は2022年1月13日に、セカンドライフの創設者であるPhilip Rosedale(フィリップ・ローズデール)氏がセカンドライフを運営する「Linden Research(Linden Lab)」に戦略アドバイザーとして再参加することを発表しました。

Second Life(セカンドライフ)は2003年に公開された3DCGで構成されたインターネット上に存在する仮想空間(メタバース)プラットフォームであり、プレイヤーはアバターを使って仮想世界を散策したり、他のプレイヤーと交流したり、買い物したり、仮想空間上で獲得した仮想通貨を現実通貨に換金したりできるように設計されています。

Philip Rosedale(フィリップ・ローズデール)氏が2013年に共同設立した空間オーディオ企業「High Fidelity(ハイ・フィデリティ)」は2022年1月13日の発表で『High Fidelityがセカンドライフの開発企業である”Linden Lab”に投資したことに伴い、同社のメタバースチームが関連特許と共にLinden Labに参加し、ローズデール氏も戦略的アドバイザーとして再参加することになった』ということを報告しています。

「セカンドライフの強み」についても説明

メタバース業界はここ最近で急速に成長してきており、最近では「Facebook(フェイスブック)」がメタバース分野への本格参入に向けた社名を「Meta(メタ)」に変更するなど様々なニュースが報じられていますが、ローズデール氏はプレスリリースの中で『Second Lifeのような仮想世界の構築には誰も近づいていない』と述べた上で次のようにコメントしています。

Second Lifeのような仮想世界の構築には誰も近づいていません。大手テック企業がVRヘッドセットを提供して広告主導の行動変容型プラットフォームでメタバースを構築しても、魔法のような、万人が楽しめる素晴らしいデジタルユートピアは生まれないでしょう。

Second Lifeは、住人にポジティブで豊かな体験を提供しているだけでなく、さらに数百万人が参加する余地があり、同時にサブスクリプションベースのビジネス構築を成功させたのです。仮想世界をディストピアにするべきではありません。

ローズデール氏は一部のハイテク企業が基盤としている「ユーザーの行動を追跡するターゲット広告のビジネスモデル」は、現在のデジタルプラットフォームよりも没入感が高いメタバースでは害になる可能性があると指摘しており、『運営方法に関して、正真正銘の、存続にかかわるリスクがあるのではないか』と述べています。

また「Linden Lab」の会長であるBrad Oberwager(ブラッド・オーバーウェーガー)氏は『セカンドライフは既にゲーム内で獲得したお金を現実の通貨に交換できるようにしているため、他の新興メタバース企業にはない特徴でユーザーを呼び込むことができる』とも説明しており、『ローズデール氏とHigh Fidelityチームは比べものにならない経験を有しているため、私たちの目の前に広がる膨大な機会を活用するのが待ちきれない』とコメントしています。

ここ最近では「Roblox(ロブロックス)」などといった人気のメタバースプラットフォームに加えて、Fortnite(フォートナイト)を手掛ける「Epic Games(エピック・ゲームズ)」や、ディセントラランド(Decentraland/MANA)ザ・サンドボックス(The Sandbox/SAND)などのようなブロックチェーン・仮想通貨を活用したメタバースプラットフォームなど様々なメタバース関連サービスが登場していますが、Second Life(セカンドライフ)は非常に早い段階でリリースされた先駆け的存在であるため、今後の同社の取り組みには注目が集まっています。

>>「Second Life」の公式発表はこちら
>>「Linden Lab」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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