米コインベースプロ、暗号資産7銘柄を新規上場

コインベースプロ、7銘柄を上場

米ナスダック上場の暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbase(コインベース)が、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォームCoinbase Pro(コインベースプロ)にて新たに7銘柄の暗号資産を上場することが12月7日分かった。

今回上場するのはサーキッツオブバリュー:Circuits of Value(COVAL:クーヴォル)、アイディーエックス:IDEX(IDEX:アイディーエックス)、モスカーボンクレジット:Moss Carbon Credit(MCO2)、ポルカスターター:Polkastarter(POLS:ポルス)、シェイプシフトフォックストークン:ShapeShift FOX Token(FOX:フォックス)、スペルトークン:Spell Token(SPELL:スペル)、スーパーファーム:SuperFarm(SUPER:スーパー)だ。

発表によると各銘柄は、流動性条件が満たされ次第12月7日9:00(太平洋標準時)以降に取引が開始される予定となっている。日本時間で7日18:00から取引開始となるが、記事執筆時点(12/7 18:10)ではアナウンスはない。

また各銘柄のサポート地域は米コインベースのサービス対象全地域で対応していると発表されている(日本は対象外)。

取引ペアについてはCOVAL-USD、COVAL-USDT、IDEX-USD、IDEX-USDT、MCO2-USD、MCO2-USDT、POLS-USD、POLS-USDT、FOX-USD、FOX-USDT、SPELL-USD、SPELL-USDT、SUPER-USD、SUPER-USDTとなるようだ。

なおコインベースが新規銘柄を上場するのは、12月2日に上場したバイコノミー:Biconomy(BICO)以来となる。ブロックチェーンで上場した暗号資産は数日中にCoinbase.com(販売所)でも取り扱いが開始する流れとなっているため、今回上場となった各銘柄もその対象となるだろう。

各暗号資産について

COVALは、ETH、ERC-20、NFTの各トークンをカスタムで組み合わせ、Vaultと呼ばれる単一の取引可能なトークンにすることができるプラットフォーム「Emblem」を支えるイーサリアムトークン。COVALはVaultの作成に使用でき、流動性供給者への報酬として発行される。

なおCOVALは、ユニスワップV3(Uniswap V3)やゼロエックスプロトコル(0x Protocol)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約7,500万円となる(12/7コインマーケットキャップ調べ)。 ・IDEXは、オーダーブックと自動マーケットメーカー(AMM)を組み合わせた分散型取引所(DEX)IDEXをサポートするイーサリアムトークン。

なおIDEXは、バイナンス(Binance)やゲート(Gate.io)、エムイーエックスシー(MEXC)などの暗号資産取引所の他、分散型取引所(DEX)であるバランサー(Balancer)で取り扱われている。なお時価総額は約2億円となる(12/7コインマーケットキャップ調べ)。

MCO2は、気候変動に取り組むことを目的とした、カーボンクレジットのイーサリアムトークン。Moss Carbon Creditのプラットフォームで1つのMCO2トークンをバーンすると、1トンのCO2フットプリントを相殺することに相当するとのこと。

なおMCO2は、ジェミナイ(Gemini Green)などの暗号資産取引所の他、分散型取引所(DEX)であるユニスワップV2(Uniswap V2)で取り扱われている。なお時価総額は約3,600万円となる(12/7コインマーケットキャップ調べ)。

ポルカスターターは、ポルカドット(Polkadot)ベースの資金調達プラットフォーム。POLSは、トランザクションの支払いに使用できる他、アップグレードの投票や提案にも使用できる。

なおPOLSは、バイナンス(Binance)やフォビグローバル(Huobi Global)、クーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)、ポロニエックス(Poloniex)、オーケーイーエックス(OKEx)、エムイーエックスシー(MEXC)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)およびV3やパンケーキスワップV2(PancakeSwap V2)、ゼロエックスプロトコル(0x Protocol)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約3億円となる(12/7コインマーケットキャップ調べ)。

FOXは、イーサリアムをベースとした分散型取引所シェイプシフトのガバナンストークン。FOXの保有者は、シェイプシフトの自律分散型組織(DAO)に参加することで、将来の資産統合、プロダクト、プラットフォームの料金体系について投票することができる。

なおFOXは、ユニスワップV2(Uniswap V2)やゼロエックスプロトコル(0x Protocol)、スシスワップ(Sushiswap)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約1億円となる(12/7コインマーケットキャップ調べ)。

SPELLは、分散型金融(DeFi)「Abracadabra.money」のガバナンストークン。SPELLをステークすることで、ガバナンス権やその他の報酬を付与するSPELLを獲得することができる。

なおSPELLは、FTXやゲート(Gate.io)、バイビット(Bybit)、ポロニエックス(Poloniex)、オーケーイーエックス(OKEx)、エムイーエックスシー(MEXC)などの暗号資産取引所の他、スシスワップ(Sushiswap)やゼロエックスプロトコル(0x Protocol)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約1億円となる(12/7コインマーケットキャップ調べ)。

スーパーファームは、イーサリアムベースのNFTマーケットプレイス兼プラットフォームであり、SUPERはそのガバナンストークン。スーパーファームでは、ユーザーはSUPERをステークすることでポイントを獲得し、そのポイントをNFTと交換することができる。

なおSUPERは、バイナンス(Binance)やクーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)およびV3やパンケーキスワップV2(PancakeSwap V2)、ゼロエックスプロトコル(0x Protocol)、スシスワップ(Sushiswap)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約6億円となる(12/7コインマーケットキャップ調べ)。

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米コインベースにBiconomy(BICO)上場(https://www.neweconomy.jp/posts/171420 

参考:コインベース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/dalebor・Ninja-Studio

参照元:ニュース – あたらしい経済

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