【墨汁速報】セルシウス(CEL)56億円のビットコインをBadgerハックで失ったことを認める

仮想通貨レンディング企業のセルシウス(Celsius Network)は12月2日にBadger DAOで起きた被害額100億円を超えるハッキングの被害者であることを認めた。Badger DAOのハック被害の中で一番大きな被害となっていた約900BTC時価約56億円をうしなったユーザーとしてセルシウスではないかと疑われていた。

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セルシウス(Celsius Network)がBadgerハックの被害者と認める

セルシウス(CEL)はビットコインやイーサリアムを預け入れることで金利を得ることができるBlockFiと同様の仮想通貨レンディング企業だ。セルシウスはレンディングをしている顧客やクライアントは被害にあってないと主張しており、安全であるという。

約900BTCをBadger DAOで盗まれたのはセルシウスがイーサリアム上でビットコインを運用していたDeFiウォレットであり、これらの損失はユーザーが負うものではないとしている。

 

失われたビットコインはセルシウスのものか?

セルシウスはウィンるボス兄弟のGeminiがバックにつくBlockFiより高いAPY(年間金利)を提供している一方、Bloombergの報道などによるとテザー社から10億ドルを借入し、金利を5~6%支払っているという報道などから色々疑惑のあるレンディング企業だ。

そのため今回のBadger DAOで失った約900BTCは”顧客の預入ビットコインではないか”という疑問が浮上した。一方でセルシウスは過去にICOを行っており、独自トークン”CEL”の販売利益が約56億円ほどある。これらの資金をビットコインにし、キャピタルゲインを得つつ運用していたとすれば今回のBadger DAOハックの被害はセルシウス自身の運用資金だろう。

だがBlockFi同様セルシウスは顧客が借入できるのはステーブルコインかドルだけであるため、貸付られているビットコインを運用していたと考えるのが妥当だろう。

2022年はレンディング企業にとって波乱の年か?

米国におけるレンディングはコインベースが提供しようとした金利4%のレンディングサービスをSECに証券取引法違反として訴えるとされ、業界自体が警戒気味となっている。高金利レンディングとして話題となった元祖レンディング企業のBlockFiもSECによる調査を受けているとされている。

またセルシウスは金融犯罪取締ネットワークであるフィンセンから(Financial Crimes Enforcement Network)資金移動業としてのMSBを認可されているため、Badger DAOハックの被害が本当にセルシウスの運用分なのか借入分なのかは不明だが、米国ニュージャージー州を拠点とするセルシウスもSECに目をつけられることは避けたいと考えているだろう。

2021年にはSECは米国初のProSharesのビットコイン先物に連動するビットコインETFを承認、価格面でも最高値を更新しておりこれらの経緯から2022年にはこれらのレンディング企業は波乱の年となるだろう。

 

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