仮想通貨キャピタル目指すニューヨークとマイアミ市長

仮想通貨キャピタル目指すニューヨークとマイアミ市長

ニューヨークとマイアミの市長はこのほどツイッター上で、暗号資産(仮想通貨)キャピタル(首都)になる意欲を燃やしいます。マイアミのフランシス・スアレス市長が給与をビットコイン(BTC)で受け取ったのに次いで、ニューヨークのエリック・アダムズ次期市長もそれに倣ったように、2人の意気込みは盛んです。

仮想通貨キャピタル目指すマイアミとニューヨーク

最初に火をつけたスアレス市長は11月2日、ツイッターに「次の給与は100%すべてビットコインで受け取る」と投稿しました。また同市長は10月、マイアミ市職員の給与をビットコインで支払う計画進めていると語っていました。

同市は8月に市独自の仮想通貨「マイアミシティコイン(Miami City Coin)」開発プロジェクトを開始しています。この計画はこれまでに、約710万ドル(約8億1000万円)をマイアミ市にもたらしたと報道されています。

一方、11月2日のニューヨーク市長選で勝利したアダムズ次期市長は4日、「来年1月に正式就任した際、最初の3カ月の給与を仮想通貨で受け取る」とツイッターに投稿しました。お同じ投稿には、「ニューヨーク市は、仮想通貨産業とその他急成中の革新的産業の中心となろうとしている、ちょっと待ってほしい」とも書かれています。

アダムズ氏は6月、民主党から今回の市長指名を勝ち取った際の勝利宣言の中で、「ニューヨークは、ビットコインそしてすべてのテクノロジーの中心になるだろう」と宣言していました。

次期NY市長は学校教育も視野に

アダムズ次期ニューヨーク市長のビットコインでの給与受け取りに関するツイッターへの投稿は、マイアミ市長の投稿に返信する形で行われました。これに対してスアレス市長は、「「私はそれぞれの市が仮想通貨キャピタルになるよう友好的な競争を期待しています」とコメントしています。

アダムズ氏は、仮想通貨とブロックチェーンチェーン技術は、学校で教えるべきだとの見解の持ち主です。同氏は11月7日、CNNのインタビューで「仮想通貨は商品とサービのための新しい決済手段である」と述べ、「学校でこの新しい考え方と同様にその裏にある技術を教えるべき」との考え方も示しました。

参考
Miami Mayor Francis Suarez says he’ll take next paycheck in bitcoin
New York’s incoming mayor says crypto should be taught in schools

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参照元:CoinChoice

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