注目を集める3種のアルトコイン、Axie・WOO・RARIとは?

注目を集める3種のアルトコイン、Axie・WOO・RARIとは?

ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)はじめ暗号資産(仮想通貨)の上昇機運に呼応して、10月初旬から3つのアルトコインプロジェクトが大きく値を上げています。Axie(AXS)、WOOそしてRARIの3コインです。注目される3つのプロジェクトの特質を探ってみました。

P2Pゲームであるアクシー・インフィニティが9月下旬から急上昇

ブロックチェーンベースのゲーム「アクシー・インフィニティ(Axie Infinity/AXS)」は、お金を稼げるNFTゲームとして注目されています。AXSは、9月下旬の1週間に105%上昇して、120.91ドルの新高値をつけました。その後も上昇気運を維持し10月4日には150ドルを突破、10月20日現在121ドル前後で取引されています。

アクシー・インフィニティは、プレーしながらお金が稼げる人気P2E(play-to-earn)ゲームです。東南アジア特にフィリピンやベトナムでは熱狂的な人気を博し、一般市民の間ではアクシー資産に依存するデジタル経済を促しています。

ユーティリティトークンのWOOが注目されている

2つ目のプロジェクトであるWOOはウーネットワーク(Woo Network)の中央集権型および分散型金融のユーティリティトークンです。WOOは10月1日までの7日間の取引で0.5ドルから1.02ドルまで上昇し、20日時点では1.23ドル前後で取引されています。

またウーネットワークの取引量でも顕著な成長をみせています。ウーネットワークは10月1日に9月のマンスリーレポートを公開し、「すべての目がwoo.orgの取引カウンターに向けられていた。ピーク時には24時間取引量で驚異的な25億ドルを記録した。これまでのすべての記録を破るものであり、24時間で倍増したことになる」とリポートしています。

この驚異的な取引量は、ウーネットワークがdYdX Protocolとの間で流動性に関する提携関係を結んでいることに起因します。

デジタルアートなどネット上のアート作品取引プラットフォームRARI

そして3番目のアルトコインは、NFT(非代替性トークン)市場で注目されているラリブル(Rarible)のネイティブトークインであるRARIです。RARIはデジタルアート作品などを売買することができるNFTプラットフォームです。RARIは現在、アクティブトレーダーの数で、8番目の規模のNFT市場となっています。ネット上のアート作品の人気が高まっており、RARIはその1つです。

CoinGeckoによるとRARIは、9月30日の安値12.04ドルから10月15日は29.44ドルまで価格が上昇しました。20日時点では、20.90ドル前後を推移しています。

参考
Three Altcoins Skyrocket As Bitcoin, Ethereum and Crypto Markets Bounce Back

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参照元:CoinChoice

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