ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2021年10月10日〜16日


2021年10月10日〜16日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

こちらから読む:2021年10月「ブロックチェーン・暗号資産」ニュース一覧

国内取引所「FLR/SGBの配布」について続報

Japan-FlareNetworks-FLR-SGB

仮想通貨XRPを取り扱っている日本国内の暗号資産取引所は2021年10月12日に、Flare Networksが発行する「Sparkトークン(FLRトークン/FLR)」や、FLRのエアドロップ対象者に付与される予定の「Songbirdトークン(SGBトークン/SGB)」への対応についての続報を発表しました。

当初の発表では『実際に日本国内の暗号資産取引所がFLRを対象者に配布するためには”FLRの取扱い”が2022年6月12日までに日本暗号資産取引業協会(JVCEA)金融庁(FSA)に承認される必要がある』ということが説明されていましたが、今回の発表では『Flare Networksの合意にある上場承認期限が2023年6月12日に変更となった』との発表が行われています。

GMOコイン「NEM保有者へのXYM配布予定日」を発表

GMOcoin-Symbol-XYM-Airdrop

GMOコインは2021年10月12日に、ネム(NEM/XEM)保有者に対するシンボル(Symbol/XYM)のエアドロップについて『2021年10月20日に対象者へのXYM付与を行う』と発表しました。今回の発表では、同社の取引所(現物取引)サービスにおけるXYMの取引ルールも発表されています。

Kraken:国内初の「USD・EUR取引ペア」追加

Kraken-USD-EUR-Cryptocurrency

Kraken(クラーケン)は2021年10月13日に、日本国内では初となる『米ドル(USD)とユーロ(EUR)の仮想通貨取引ペア』を追加したことを発表しました。Krakenではこれまで「日本円と仮想通貨の取引ペア」が提供されていましたが、今回の追加によって「米ドルと仮想通貨の取引ペア」「ユーロと仮想通貨の取引ペア」でも取引ができるようになりました。

また「法定通貨/法定通貨」の取引ペアも追加されているため、日本円を米ドル・ユーロに交換したり、米ドルとユーロを交換することも可能となっています。

Coinbase「NFTマーケットプレイス」提供へ

Coinbase-NFT

Coinbase(コインベース)は2021年10月13日に、NFTを簡単に作成・購入・表示・検索することができるNFTマーケットプレイス「Coinbase NFT」をリリースすることを発表しました。

Coinbase NFTは『自由なクリエイティビティを実現するために構築された、これまでにないくらい簡単にNFTを作成・購入・表示・検索できるP2Pのマーケットプレイス』だと説明されており、直感的なインターフェースでスムーズにNFTを取引することができるように設計されていると報告されています。

bitFlyer「証拠金取引の新規登録受付」再開へ

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bitFlyer(ビットフライヤー)は2021年10月14日に、有価証券の売買や店頭デリバティブ取引などのサービス提供で必要となる「第一種金融商品取引業」の登録を完了したことを発表しました。

ビットフライヤーは同社が提供している暗号資産証拠金取引サービスである「Lightning FX」と「Lightning Futures」の新規登録受付を一時的に停止していましたが、今回の発表では『第一種金融商品取引業の登録が完了したことを受けて、暗号資産証拠金取引サービスの新規登録を近日中に再開する』ということが報告されています。

ポルカドット「パラチェーンオークションの日程」を提案

Polkadot-DOT-Parachain-Auction

ポルカドット(Polkadot/DOT)は2021年10月13日に、Polkadotの中心的な役割を果たす”リレーチェーン”に接続される個別のブロックチェーン「パラチェーン」を決定するためのオークションである『パラチェーンオークション』の日程が提案されたことを発表しました。

Polkadotはチェーン間のコンセンサスや取引を行う中心的なプラットフォームである「リレーチェーン」と、リレーチェーンに繋がる独立したブロックチェーンである「パラチェーン」によって構成されていますが、『パラチェーンオークション』はこのパラチェーン枠をどのプロジェクトが使うかを決定するためのオークションとなっています。

Cardanoのカタリスト提案「日本語」で確認可能に

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カルダノ(Cardano)ブロックチェーンの価値を高めるためのアイデアを募集して、ADA保有者からの投票で実際に資金提供を行うアイデアを決定するプログラム「Catalyst(カタリスト)」で、提案されたアイデアの内容を日本語で確認することができるツール「Project Catalyst Voter tool」が非公式コミュニティからリリースされたことが明らかになりました。

これまで提案されたアイデアの詳細は基本的に”英語”で説明が行われていたため、英語が苦手な人にとってはわかりにくいものとなっていましたが、「Project Catalyst Voter tool」ではサイト上で提案内容を”日本語表記”に翻訳できるようになっているため、より多くの日本人が提案内容を理解できるようになっています。

米国初「ビットコイン先物ETF」承認

ProShares-Bitcoin-Futures-ETF

米国証券取引委員会(SEC)は2021年10月15日に「ProShares(プロシェアーズ)」が申請していたビットコイン先物ETFを承認したことを明らかにしました。また、仮想通貨業界では「Valkyrie(ヴァルキリー)」のビットコイン先物ETFもまもなく承認される可能性があると期待が高まっており、ビットコイン(BTC)の価格は一連の価格上昇で700万円台まで回復しています。

カード型コールドウォレット「Cool Wallet」とは?

CoolWallet-TOP

仮想通貨をより安全に保管・管理することができるクレジットカードサイズのカード型コールドウォレット「Cool Wallet(クールウォレット)」の基本情報・特徴・メリット・デメリット・対応通貨・製品概要などを初心者向けにわかりやすく解説する記事を公開しました。

Cool Wallet(クールウォレット)は、台湾のブロックチェーンセキュリティ企業「CoolBitX」が開発した”Bluetooth対応のカード型コールドウォレットシリーズ”であり、これらのウォレットはインターネットに接続されていないコールドウォレットとなっているため、ハッキングなどのリスクを避けながらより安全にスマホアプリで仮想通貨を保管・管理できるようになっています。

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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