暗号資産「リスク(Lisk/LSK)」とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説


暗号資産(仮想通貨)「リスク(Lisk/LSK)」に関する基本情報や特徴をなどをわかりやすく解説するとともに、取扱う暗号資産取引所・価格・チャート・関連リンクなどの情報もまとめて掲載しています。

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リスク(Lisk/LSK)とは?

Lisk-LSK-Logo

リスク(Lisk/LSK)とは、2016年5月に誕生した分散型アプリケーション(DApps)を構築するためのプラットフォーム・ブロックチェーン・仮想通貨であり、Lisk(リスク)はブロックチェーンやプラットフォームの名称、LSK(リスク)はプラットフォーム内で使用される仮想通貨のことを指します。

Max Kordek氏とOliver Beddows氏によって開発されたLiskは、スイスに本部を構えつつ、ドイツ・ベルリンに開発拠点を置いており、仮想通貨LSKは日本を含めた世界中の暗号資産取引所に上場しています。

Liskには、イーサリアムなどのブロックチェーンに実装されている「スマートコントラクト」と呼ばれる自動的に契約を実行する技術が実装されており、コンセンサスアルゴリズム(取引承認方法)には次世代型ブロックチェーンで広くされている「Delegated Proof-of-Stake(DPoS)」を採用、送金処理時間は10秒に設定されているため短時間で送金できるようになっています。

リスク(Lisk/LSK)の特徴

Blockchain-Catch

リスク(Lisk/LSK)の特徴としては以下のようなことが挙げられます。

スマートコントラクト実装のDAppsプラットフォーム

リスク(Lisk/LSK)はスマートコントラクトの技術を実装した分散型アプリケーション(DApps)を構築するためのプラットフォームであるため、開発者の人々はLiskブロックチェーンを基盤とした分散型アプリを構築することができます。

分散型アプリケーション(DApps)とは企業などの中央管理者がいなくても稼働するアプリケーションのことであり、アプリを利用する参加者全員がデータを分散管理して、仕様変更などの意思決定に関わることができるようになっています。

スマートコントラクトや分散型アプリケーションの代表的なブロックチェーンとしては「イーサリアム(Ethereum/ETH)」が挙げられるため、Liskはイーサリアムとも頻繁に比較されています。

プログラミング言語に「Javascript」を利用

リスク(Lisk/LSK)は開発言語として世界的に有名なプログラミング言語である「Javascript」を採用しています。イーサリアムは独自言語「Solidity」を採用しているため技術活用の障壁となっていましたが、Javascriptは世界中のエンジニアに使用されている言語であるため、多くの技術者が開発に参加できるようになっています。

性能向上に役立つ「サイドチェーン」を使用

リスク(Lisk/LSK)はメインのブロックチェーンとして使われるメインチェーンのほかに、メインのブロックチェーンに接続された補助的な役割を持つ「サイドチェーン」を使用しています。

1つのブロックチェーンに取引情報を記録した場合には動作が重くなって処理能力が低下し、問題発生時にも大規模な影響が出てしまう可能性がありますが、サイドチェーンを使用すればDAppsの取引管理をメインチェーンとは別のチェーンで行うことができるため、処理能力を向上させてセキュリティを強化することが可能です。

また、サイドチェーンを利用した場合にはメインチェーン自体には仕様変更を加えずサイドチェーン側で新しい機能を実装したり改善したりすることができるため、新機能実装などを低リスクで素早く行うことができます。仮にハッキング被害を受けた場合でもサイドチェーンをメインチェーンから切り離すことによって、メインチェーンに被害を及ぼすことなく対処することが可能です。

Delegated Proof-of-Stake(DPoS)を採用

リスク(Lisk/LSK)はコンセンサスアルゴリズム(取引承認方法)に「デリゲート・プルーフ・オブ・ステーク(Delegated Proof-of-Stake/DPoS)」と呼ばれる方法を採用しています。DPoSは”第三世代のブロックチェーン”と呼ばれるようなブロックチェーンで広く採用されている技術です。

LiskのDPoSは「LSK保有者にLSK保有量に応じた投票権を与えて、投票で選ばれた101人の承認者が決められた順番に沿ってブロックを承認していく仕組み」となっています。101人の承認者は取引承認を行う毎に「取引手数料+新規発行のLSK」を報酬として受け取ることができるようになっており、このような取引承認システムは「フォージング(鋳造)」と呼ばれています。

LSKの発行枚数上限はなし

仮想通貨は一般的に発行枚数上限が定められていますが、LSKでは発行枚数上限が定められていないため、フォージングによって発行枚数が徐々に増えていく仕組みとなっています。

フォージングによって新規発行されるLSKの枚数は2017年の5LSKから1年毎に1LSKづつ減っていましたが、2020年10月の報酬半減期を迎えたことによってそれ以降は新規発行枚数が1LSKで固定されています。

リスク(Lisk/LSK)の基本情報

名称 リスク(Lisk)
ティッカーシンボル LSK
公開日 2016年5月24日
発行上限 なし
コンセンサスアルゴリズム Delegated Proof-of-Stake(DPoS)

リスク(Lisk/LSK)の価格・チャート


リスク(Lisk/LSK)を取扱う暗号資産取引所

リスク(Lisk/LSK)を取り扱っている日本国内の暗号資産取引所としては以下のような取引所が挙げられます(2021年10月時点)。
bitFlyer(ビットフライヤー)
Coincheck(コインチェック)
OKCoinJapan(オーケーコインジャパン)

リスク(Lisk/LSK)対応のウォレット

リスク(Lisk/LSK)を保管することができる代表的なウォレットとして以下のようなものが挙げられます。
Lisk Wallet(リスクウォレット)

リスク(Lisk/LSK)関連リンク

Lisk公式サイト
Lisk公式Twitter(英語)
Lisk公式Facebook(英語)
Lisk公式ブログ
Lisk公式YouTubeチャンネル
LiskのRedditコミュニティ
ホワイトペーパー
ソースコード(Github)
エクスプローラー①(LiskScan)
エクスプローラー②(lisk.observer)

リスク(Lisk/LSK)などの購入は豊富な暗号資産を取り扱っている暗号資産取引所Coincheckからどうぞ。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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