Bakkt:NYSEへのSPAC上場に向けた申請で「米SEC」から承認獲得


仮想通貨・デジタル資産関連サービスを手がけている「Bakkt(バックト)」は2021年9月17日に、特別買収目的会社(SPAC)である「VPC Impact Acquisition Holdings(VIH)」との合併を通じてニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場するための申請で、米国証券取引委員会(SEC)から承認を受けたことを発表しました。

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SPAC上場について米SECから承認獲得

Bakkt(バックト)は2021年9月17日に、特別買収目的会社(SPAC)である「VPC Impact Acquisition Holdings(VIH)」との合併を通じてニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場するための申請で、米国証券取引委員会(SEC)から承認を受けたことを発表しました。

特別買収目的会社(SPAC)とは「特定の事業を有していない未上場企業の買収を目的として設立された企業」のことであり、『先に上場して資金調達を行なっているSPACが上場を目指している企業を買収することによって、買収された企業がよりスムーズに上場できる』といったメリットを有しています。

Bakktは今年1月にVIHとの合併を通じて上場企業になる計画を明かしていましたが、今回の発表では上場に向けた申請で米国証券取引委員会からの承認を受けたことが報告されています。

2021年10月14日に今回の合併提案についてVIHの株式から承認を得るための臨時総会が開かれる予定となっており、この総会で承認が得られた場合にはNYSEへの上場が実現することになると伝えられています。

なお、合併後の会社名は「Bakkt Holdings(バックト・ホールディングス)」になると伝えられており、前回の発表時点ではBakkt Holdingsの企業価値は約21億ドル(約2,100億円)になると報告されています。

2018年に事業を開始したBakktは順調にサービス拡大を続けており、現在はビットコイン先物取引・オプション取引・カストディサービスなどを提供しているほか、消費者向けアプリ「Bakkt App」を通じて仮想通貨決済サービスなども提供しているため、今後の事業拡大にも期待が高まっています。

>>「Bakkt」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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