米大手証券会社「Interactive Brokers」暗号資産4銘柄の取引サービス開始
NASDAQに上場している米国の大手証券会社「Interactive Brokers(インタラクティブ・ブローカーズ)」は2021年9月13日に、仮想通貨取引の仲介サービスなどを提供しているブロックチェーン企業「Paxos Trust Company」との提携を通じて暗号資産の取引・保管サービスを提供し始めたことを発表しました。これにより、同社の顧客はビットコイン・イーサリアム・ライトコイン・ビットコインキャッシュの4銘柄を保管・取引することができるようになったと報告されています。
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「BTC・ETH・LTC・BCH」の取引・保管が可能に
Interactive Brokers(インタラクティブ・ブローカーズ)は2021年9月13日に、仮想通貨取引の仲介サービスなどを提供しているブロックチェーン企業「Paxos Trust Company」との提携を通じて暗号資産の取引・保管サービスを提供し始めたことを発表しました。
これにより「Interactive Brokers」の顧客は以下4種類の仮想通貨を取引・保管することができるようになるとのことで、『クライアントはInteractive Brokersのプラットフォームで利用可能な他の資産と一緒に仮想通貨を取引することができる』と説明されています。
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)
Interactive Brokersは公式発表の中で『他の暗号資産取引所やブローカーは取引額の2.00%以上の手数料を請求したり、価格にスプレッドなどが含まれていたりするが、当社のプラットフォームを通じた暗号資産取引の手数料は0.12%〜0.18%と安価に設定されており、スプレッドや保管手数料などもかからない』と説明しています。
また、同社のサービスを利用すれば「BTC・ETH・LTC・BCH・株式・オプション・先物・債券・投資信託・ETF」などを1つの画面上で取引することができるとのことで、各資産の残高なども1つのプラットフォーム上で確認することができると説明されています。
なお、Interactive Brokersが新たに開始した仮想通貨取引サービスは最初に米国居住者向けに提供されるとのことですが、将来的にはファイナンシャルアドバイザーや他の地域のクライアント向けにも提供範囲を拡大していく予定だと報告されています。
Interactive Brokersは25兆円規模の顧客資産を運用している大手証券会社であるため、同社のプラットフォームで仮想通貨取引が可能になることによって、仮想通貨市場への新規参入者が増加、市場の活発化にもつながると期待されています。
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