エルサルバドル:ビットコイン法定通貨化に先立ち「合計400BTC」を購入


エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は2021年9月7日に、ビットコイン(BTC)を法定通貨とする「ビットコイン法(Bitcoin Law)」の施行に先立ち、合計400BTCを購入したことを明らかにしました。今回購入されたビットコインは先週エルサルバドル議会で可決されたビットコイン基金の一部になると伝えられています。

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ビットコイン法施行に先立ち「400BTC」を購入

エルサルバドルでは現地時間2021年9月7日に、仮想通貨ビットコイン(BTC)を国の法定通貨として認める内容を記した「ビットコイン法(Bitcoin Law)」が施行される予定となっています。

ビットコイン(BTC)が法定通貨として認められるのは世界初の事例であるため、このニュースには世界的に注目が集まっていますが、エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は2021年9月7日に新法施行に先立ち『合計400BTCを購入したこと』を明らかにしました。

ブケレ大統領は日本時間2021年9月7日午前4時55分のツイートで『エルサルバドルは最初の200コインを購入した。期限までにさらに多くのBTCを購入していく』と語っていましたが、その後8時33分には『さらに200コインを購入した。現在400BTCを保有している』というツイートも投稿されています。


エルサルバドルは最初の200コインを購入しました。我々のブローカーは期限までにさらに購入していきます。


エルサルバドルは新たに200コインを購入しました。我が国は現在400BTCを保有しています。

先月30日には地元メディアの報道で『エルサルバドル政府は店舗などが受け取ったBTCを米ドルに換金する場合に備えて”160億円規模のビットコイン信託を立ち上げること”に同意した』ということが報告されていましたが、今回購入されたビットコインはこのビットコイン基金の一部になると伝えられています。

ビットコイン価格は先日6日に560万円付近まで急落したものの、今回の発表を受けて価格は再び580万円付近まで回復しており、『ソーシャルメディアでは”ビットコインの法定通貨化に向けて少額のビットコインを購入しよう”と呼びかける活動が行われている』とも報告されています。

投資家の間では『これらのニュースがビットコイン価格を押し上げる可能性がある』と予想する意見も出ていますが、その一方では『”噂で買って事実で売る”の格言に従って、新法施行後にビットコイン価格が急落する可能性がある』といった予想も出ています。過去にソーシャルメディア上で”仮想通貨買い”の呼びかけが行われた際には「予定時刻に価格が急落する」といった動きもみられていたため、今後の値動きには警戒が必要であると考えられます。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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