暗号資産取引所OKCoin「マルタ・オランダ・プエルトリコ」でもライセンス取得


グローバルに暗号資産取引サービスを展開している「OKCoin」は2021年7月29日に、新しく「オランダ・マルタ・プエルトリコ」でライセンスを取得したことを発表しました。これにより、OKCoinがサービスを提供できる地域は合計185ヶ国以上になったと報告されています。

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「オランダ・マルタ・プエルトリコ」でライセンス取得

暗号資産取引所「OKCoin」は2021年7月29日に、新しく「オランダマルタ・プエルトリコ」でライセンスを取得したことを発表しました。同社は新たなライセンス取得によって185カ国以上でサービスを提供できるようになったと報告しています。

同社は2018年にオランダ居住者向けに「仮想通貨と仮想通貨の取引サービス」を提供しており、2020年5月には「仮想通貨と法定通貨の取引サービス」を提供するために必要となる”暗号資産サービスプロバイダー”の登録をオランダ中央銀行に申請していましたが、今回の報告ではこの登録申請が正式に承認されたことが報告されています。

マルタ共和国では『In Principle(原則としての)承認を獲得した』と報告されており、『正式な承認が得られると”クラス4の暗号資産ライセンス”に基づいてウォレットサービスや仮想通貨取引サービスを提供することができるようになる』と説明されています。

プエルトリコでは「送金ライセンス」が取得されており、このライセンスによってプエルトリコの顧客にサービスを提供できるようになったと報告されています。

OKCoinは今回のライセンス取得について『これらのライセンスを取得したことによって“規制に基づいた取引所”としてヨーロッパ中の顧客にサービスを提供したり、地元の銀行や決済プロバイダーとのパートナーシップを結んだりすることができるようになる。ユーロと仮想通貨の取引を簡素化してこれらの市場での取引をさらに容易にすることができる』と説明しています。

同社は米国に本社を構えていますが、現在はマルタ・香港・シンガポール・日本・韓国などにもオフィスを構えており、日本では「OKCoinJapan(オーケーコインジャパン)」を通じて暗号資産取引サービスを展開しています。

仮想通貨関連の規制が整備される前までは「世界中のユーザーが特定の国に拠点を置く海外取引所で取引する」というのが一般的でしたが、現在は「現地の規制に準拠した取引所を設立する」という動きが強まってきており、先日は大手暗号資産取引所BINANCE(バイナンス)も「地域ごとの本部設立を計画している」ということが報じられています。

>>「OKCoin」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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