ロシアの世界遺産「エルミタージュ美術館」NFT芸術作品の展示会開催へ


世界遺産にも包括登録されているロシア・サンクトペテルブルクの国立美術館「エルミタージュ美術館」は2021年3月25日に、Non-Fungible Token(NFT)の形式で作成された芸術作品の展示会を開催することを発表しました。NFT形式のデジタルアート作品展示会がロシアで開催されるのは今回が初めてだと報告されています。

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ロシア初「NFTアート作品の展示会」開催へ

ロシア・サンクトペテルブルクの国立美術館「エルミタージュ美術館」は2021年3月25日に、Non-Fungible Token(NFT)の形式で作成された芸術作品の展示会を開催することを発表しました。

エルミタージュ美術館は世界遺産『サンクト・ペテルブルグ歴史地区と関連建造物群』に梱包登録されている世界的に有名な美術館であり、『世界三大美術館の1つ』としても知られています。

NFT芸術作品の展示会は、エルミタージュ美術館の現代美術部門によって「エルミタージュ20/21」プロジェクトの一環として開催されるとのことで、2021年内の開催に向けて準備を進めていると報じられています。

展示される作品の内容などについては明らかにされていないものの、このプロジェクトには「Aksenov Family Foundation」が戦略的パートナーとして協力しているとされており、”NFT形式で作成された芸術作品の展示会開催はロシアで初めての事例“だと報告されています。

エルミタージュ美術館は公式発表の中で『NFTは現代美術の分野で最も緊急性の高い議題だ』と述べており、『NFTはブロックチェーン技術を使用して芸術作品の権利を保護する新しい形式となった。これによって著作権と所有権を明確に管理することができる』と説明しています。

Non-Fungible Token(NFT)はここ最近で急速に注目を集めており、先日は人型AIロボット「Sofhia(ソフィア)」とアーティストであるAndrea Bonaceto氏のコラボレーションによって作成されたNFTアート作品が68万8,888ドル(約7,500万円)で落札されたことなども報告されています。

>>「エルミタージュ美術館」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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