Coinbase Pro:Libraのライバル「CELO」取扱いへ|上場発表で価格は約2倍に


米国の大手暗号資産取引所「Coinbase(コインベース)」は2020年8月26日に、同社が提供するプロ向けの仮想通貨取引プラットフォーム「Coinbase Pro(コインベースプロ)」で、”Libra(リブラ)のライバル”とも呼ばれているブロックチェーンプラットフォーム「CELO(セロ)」のユーティリティ・ガバナンストークン「セロ・ゴールド(Celo/CGLD)」を取り扱うことを発表しました。

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Coinbase Pro「CELO(CGLD)」取り扱いへ

CELO(セロ)は携帯電話を持っている全ての人々に金融サービスを提供することを目指しているブロックチェーンプロジェクトであり、その協会団体である「Alliance for Prosperity」にはLibra協会に参加している大手企業を含めた100以上の企業・団体が参加しているため、仮想通貨・ブロックチェーン業界では『Libraのライバル』として注目を集めています。

Coinbase(コインベース)は今回、同社が提供しているプロ向けの仮想通貨取引サービス「Coinbase Pro(コインベースプロ)」で、CELOプラットフォームのユーティリティ・ガバナンストークンである「セロ・ゴールド(Celo/CGLD)」の取り扱いを開始することを発表しています。
※Coinbase Proはティッカーシンボル「CGLD」でCELOをリストしています。

「Coinbase Pro」は、2020年8月31日からCELOの入出金受付を開始し、2020年9月1日から「CGLD/BTC、CGLD/USD、CGLD/EUR、CGLD/GBP」の取引ペアでCELOの取引を開始することを予定しています。

コインベースの上場発表で「CELO価格高騰」

Coinbaseの新規上場発表は、対象となる暗号資産の価格に大きな影響を与えることでも知られていますが、今回の上場発表もCELOの価格に大きな影響を与えており、2020年8月25日まで260円前後となっていたCELOの価格は、発表後の8月27日に500円近くまで高騰しました。

2020年8月15日〜2020年8月29日 CELOのチャート(画像:CoinGecko)2020年8月15日〜2020年8月29日 CELOのチャート(画像:CoinGecko)

473円付近まで高騰した後は一時的に400円付近で下落したものの、現在は再び回復してきており、2020年8月29日時点では「1CELO=448.77円」で取引されているため、今後の動きにも注目です。

なお、コインベースは今回の発表の中で「同社が2018年の投資を通じてCeloトークンを保有していること」も報告しています。また、コインベースは『当面の間、Celoへの投資を維持する予定である』とも語っています。

>>「Coinbase」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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