ライトコイン財団「BitGoのマルチシグウォレット」へと移行|資金管理を簡素化


ライトコイン財団(Litecoin Foundation)は2020年5月7日に、財団の資金管理を簡素化する取り組みの一環として、これまで財団で利用されていたマルチシグの「Electrum Litecoin Wallet」から「BitGo(ビットゴー)のマルチシグウォレット」へと移行することを発表しました。

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BitGoの「優れた利便性」を評価

ライトコイン財団(Litecoin Foundation)は2020年5月7日の発表で、財団の資金管理を簡素化する取り組みの一環として、これまで財団で利用されていたマルチシグの「Electrum Litecoin Wallet」から、暗号通貨ウォレットやカストディ(保管)サービスを提供している米国の企業「BitGo(ビットゴー)」のマルチシグウォレットへと移行することを発表しました。

Litecoin財団は”BitGoのウォレット”へと移行する理由について、BitGoのウォレットが「はるかに優れた利便性」と「ほぼ同レベルのセキュリティ」を備えているためだと説明しています。

今回の発表に伴い、ライトコイン財団は全ての寄付者に対して『寄付の間違いを防止するために、”古いライトコインアドレス”への寄付は控えるようお願いします』とアナウンスしています。

古いアドレスは人々が資金を追跡できるようにするために1ヶ月間だけ「Finance」ページに保持されるものの、その後は古いアドレスの誤用を防ぐために削除するとのことで、新しいBitGoのウォレットアドレスは間も無く「Finance」ページで公開されると説明されています。

BitGo(ビットゴー)は仮想通貨カストディ分野を代表するリーダー的存在として知られており、ひと月あたり約150億ドル(1兆6,400億円)規模の仮想通貨を扱っているほか、50カ国以上の顧客と、250を超える仮想通貨やトークンをサポートしていると伝えられています。

>>「ライトコイン財団」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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