半減期前にして「ビットコインクジラ」急増中|1,000BTC以上の大口取引も多数報告


ビットコイン(Bitcoin/BTC)の半減期を1ヶ月後に控えた今、BTCを大量に保有している”クジラ“と呼ばれる投資家の数は急速に増加していると報告されています。クジラの数は2016年の半減期前にも急速に増加していたことが明らかになっているため、5月の半減期後には前回と同じように価格上昇が始まると期待されています。

こちらから読む:ロバート・キヨサキ氏、”BTC購入”を推奨「ビットコイン」関連ニュース

ビットコイン半減期に向け「買い溜め」か

仮想通貨関連のデータを公開している「Glassnode(グラスノード)」の報告によると、ビットコイン(BTC)を1,000BTC以上保有しているクジラの数は2019年の初め頃から徐々に増加しており、現在は過去2年間で最大の数に達しているとされています。

(画像:Glassnode)(画像:Glassnode)

この画像の下部に記されている「Halving」はビットコインの”半減期“を示しており、Glassnodeは『クジラは半減期イベント前にビットコインを蓄積する傾向がある』と報告しています。実際に前回の半減期イベント時(2016年7月)も2015年後半頃からクジラの数が増加し、半減期のタイミングを境にその数が減少し始めたことが記されています。

なお、1,000BTC以上保有しているクジラの数(画像”黄色線”)は半減期後に減少しているものの、実際のビットコイン価格(画像”灰色線”)は半減期後から上昇しており、BTC価格が過去最高額に到達した時点でクジラの数は大幅に減少しているため、BTCクジラたちは半減期前にBTCを購入し、半減期後の価格上昇時にBTCを売却していると考えられます。

このように考えると、現在のクジラの動きは2016年の半減期と同じ動きをしているように見えるため、今回の半減期でも同様に半減期後から”ビットコインの本格的な強気相場”が始まる可能性もあると考えられます。先月半ばに見られたBTC急落時にもクジラの数は増加しているため、クジラたちはここ最近の急落を”買いのチャンス”だと捉えていると予想されます。

今回のデータを報告した「Glassnode」も『この傾向は市場が不安定な環境にあるにも関わらず、クジラが”今こそBTCを蓄積する絶好の機会である”と確信しており、成長の余地があると考えていることを示唆している』と説明しています。

BTC大口取引、過去24時間で「約145億円」規模に

仮想通貨の大口取引を定期的に報告している「Whale Alert」も、ここ最近でビットコインの大量送金が多数行われていることを報告しており、過去24時間だけでも以下のような大口取引が行われていることが報告されています。

これは過去24時間に「Whale Alert」で報告された1,000BTC以上の取引をまとめたものですが、この合計だけでも「19,399BTC(約145億円)」に相当します。

BINANCEから未知のウォレットへ2,500BTC
OKExからBINANCEへ2,500BTC
Coinbaseから未知のウォレットへ1,911BTC
OKExからBINANCEへ2,000BTC
Bitfinexから未知のウォレットへ5,000BTC
未知のウォレットからOKExへ1,786BTC
OKExからBINANCEへ1,700BTC
OKExからBINANCEへ2,002BTC

ビットコインの半減期は2020年5月12日頃に訪れる予定となっており、残り約1ヶ月にまで迫っているため、今後はビットコイン市場がさらに活発化していくことになると予想されます。

(参照:Glassnode

2020年4月11日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格

ビットコイン(BTC)の価格は先月13日に50万円付近まで下落して以降は徐々に回復してきており、2020年4月11日時点では「1BTC=749,035円」で取引されています。過去数日間では80万円付近が主要な抵抗線となっているため、今後はこの価格帯を突破することができるかにも注目です。

2020年3月6日〜2020年4月5日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)2020年3月6日〜2020年4月5日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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