高性能ブロックチェーン「miyabi」のクラウドサービス提供開始:bitFlyer Blockchain
bitFlyer Blockchain(ビットフライヤー・ブロックチェーン)は2020年4月8日に、同社オリジナルのエンタープライズ向けブロックチェーン「miyabi(ミヤビ)」のクラウドサービスの提供を開始したと発表しました。
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「miyabi」のクラウドサービス提供開始
bitFlyer Blockchain(ビットフライヤー・ブロックチェーン)は2020年4月8日に、約4年間の運用実績を持つ同社オリジナルのエンタープライズ向けブロックチェーン「miyabi(ミヤビ)」の”クラウドサービス”の提供を開始したと発表しました。
これまで「miyabi」はライセンス型の販売モデルを採用していたものの、ユーザーから『利用用途や目的にあわせた規模でより早く、ブロックチェーンを導入・構築したい』といった要望があったため、BaaS(PaaS)モデルでの提供を開始したとのことです。
BaaS(PaaS)モデルを使用することによって、導入・構築が難しいと言われるブロックチェーン技術をより簡単に利用することができるようになり、ブロックチェーン導入・構築にかかる作業量・コスト負担を軽減することができるとされています。
秒間4,000トランザクションを余裕で実現
自社開発のコンセンサスアルゴリズム「BFK2」を実装している「miyabi(ミヤビ)」は、1秒あたり4,000件のトランザクションを処理できる高性能なブロックチェーンとなっていますが、同社の代表取締役である加納裕三氏は『秒間4,000トランザクションは余裕で、秒間7,000でも条件によって出せている』と報告しています。
「4つのBaaS(PaaS)エディション」を提供
「bitFlyer Blockchain」は、ユーザーの利用用途や目的にあわせて環境を選択できるようにするために
・Economy(スモールビジネス)
・Standard(汎用的な用途)
・Enterprise(大規模な用途)
・Extreme(ハイトランザクション用途)
という4種類のBaaS(PaaS)エディションを提供しています。
「具体的にどのエディションを選択すれば良いか」や「料金メニュー」などに関しては、同社の経験豊富なコンサルタントからアドバイスを受けることができるため、ブロックチェーン導入を検討している企業にとって最適なサービスとなっています。
幅広い事業での活用に期待
miyabiのユースケースとしては「STO(セキュリティ・トークン・オファリング)、サプライチェーンでのトレーサビリティ、NFT(非代替性トークン)」などが挙げられており、「住友商事・三井住友海上・Microsoft・デロイトトーマツ」などいった大手企業でも活用されていると報告されているため、小規模ビジネスから国際的な大企業まで幅広く活用していくことができると期待されます。
bitFlyer Blockchainは「miyabi」のクラウドサービス提供開始にあわせて、「miyabiのブランドサイト」も公開しているため、同サービスの詳細は以下のブランドサイトをご確認ください。
>>「miyabiのブランドサイト」はこちら
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