【週間海外NFTニュース】5/8〜5/14 | これだけは押さえておきたいニュース3選

NFTに興味はあるけれど時間がなくて情報をキャッチアップしきれない。ましてや海外で発信されている外国語のニュースなんて追ってられない。そんな方に向けて、本記事では、今週1週間に海外で発信されたニュースの中からNFTメディア編集部が厳選したものをまとめて紹介します。

▼NFTに関して詳しく知りたい方はこちらから

BinanceのNFTマーケットプレイスがビットコインNFT「Ordinals」に対応

Binance
引用:Binance

大手仮想通貨(暗号資産)取引所であるBinance(バイナンス)は2023年5月8日、BinanceのNFTマーケットプレイスであるBinance NFTが、ビットコインNFT「Ordinals(オーディナルズ)」に対応することを発表しました。

これによってユーザーは、Binanceアカウントから複数のブロックチェーンにまたがる、より多様なNFTを探索し、取引することができるようになります。

発表では、対応開始時期は「まもなく」と記載されており、ビットコインの文化と革新的な技術を取り入れることで、BinanceのNFTエコシステムを拡大し、NFTコレクターとトレーダーにさらに多くの機会を提供すると言われています。

現在、BinanceのNFTマーケットプレイスは、BNB Chain(BNBチェーン)、Etherum(イーサリアム)、Polygon(ポリゴン)の3種類のネットワークをサポートしています。

そして、Ordinalsが追加されることで、Binanceのユーザーはより充実した取引体験ができるようになります。

例えば、Binanceのアカウントから直接Ordinalsを購入・取引することができるため、Ordinalsのウォレットを別途用意する必要がなく、取引を非常にシームレスかつ簡単に行うことができるようになります。

このように、NFT取引への参入障壁を取り除き、ユーザーフレンドリーなプラットフォームを提供することで、Binance NFTはOrdinalsの取引に最適な場所になっていくと考えられます。

企業:Binance

▼詳しくはこちらから

https://www.binance.com/en/blog/nft/binance-nft-marketplace-to-support-bitcoin-nfts-4250480174684233711

【MetaMask】PayPalを用いたイーサリアム購入機能を提供

metamask
引用:MetaMask

仮想通貨(暗号資産)ウォレットを提供しているMetaMask(メタマスク)は2023年5月9日、デジタル決済サービスの代表格であるPayPal(ペイパル)を用いたイーサリアム(ETH)購入機能の提供を発表しました。

この新機能は、PayPalの残高、登録された銀行口座、またはデビットカードを使って、MetaMaskのウォレットに直接イーサリアムを追加することができるといった機能です。

現在は、アメリカ(ハワイを除く)のユーザー向けに、導入が始まっています。

また、イーサリアムの直接購入機能に加え、PayPalからMetaMaskへのイーサリアムの送金機能を提供し、よりユーザーによるセルフカストディ(自己管理)の普及をサポートしています。

MetaMaskは、2022年12月にPayPalとの提携を発表しており、この提携によって、MetaMaskの支払いオプションが多様化されました。

企業:MetaMask

▼詳しくはこちらから

https://metamask.io/news/latest/metamask-and-paypal-all-you-need-to-know-about-buying-eth/

ヨガアパレルブランド「Alo Yoga」が、実店舗でのNFT無料提供を開始

引用:Keith A. Grossman Twitter

ロサンゼルス発のヨガ・フィットネスアパレルブランドであるAlo Yoga(アロー・ヨガ)が、仮想通貨(暗号資産)取引が可能な電子決済サービスMoonPay(ムーンペイ)と提携し、実店舗でのNFTミントシステムを導入することがわかりました。

この新システムのキャンペーンとして、5月がメンタルヘルス啓発月間であることにちなんで、気分を高揚させる「デイリーアファメーション」をテーマとしたNFTが無料で提供されます。

デイリーアファメーションNFTは、実店舗に訪れた全ての買い物客が受け取ることができます。

このNFTは、マインドフルネスに焦点を当てたアートワークであり、NFTの保有者には、メンタルヘルスに関する情報が提供されます。

買い物客は、レジカウンターに設置されている「Tap for Mindfulness」と書かれたラベルをスマートフォンで読み取ることで、NFTを手に入れることができます。

Alo Yogaは、今回のシステム導入において、Web3の専門用語などの複雑さを解消して、買い物客の関心を高め、新たな切り口から商品検証を行うという目標を掲げています。

また、このような店舗でのNFTミントシステムは、NFT保有者限定イベントの開催や、新商品販売へのトークンによる早期アクセスの開催など、あらゆる活用法が考えられます。

小売業者の実店舗は、NFTに触れたことがある人だけが訪れるわけではないので、Web3の複雑なイメージをいかに簡素化して、より多くのターゲット市場を惹きつけることができるかがポイントとなるでしょう。

企業:Alo Yoga

▼詳しくはこちらから

最後に

この記事では、1週間の海外ニュースを厳選して紹介しました。

国内の話題も毎週まとめて紹介しているので、国内の動向が知りたい方は是非こちらもご覧ください。

▼週間NFTニュース

参照元:NFT Media

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