今日のテクニカル見通し:豪ドル/円

豪ドル/円相場は、今月に入り85.50円前後まで下押すも、いずれも週足の一目均衡表の基準線で下げ渋り。週足上からは、上昇トレンドが継続している様子です。

日足に目を向けると、
(1)7/27とと8/7の高値を結ぶレジスタンスラインを突破
(2)6日線が20日線を上抜いている
(3)17日に付けた直近高値(87.555円)を突破
などとなっており、足下の調整が一服した可能性があります。

こうした中、ボリンジャーバンド+2シグマを押し上げる動きにつながれば、7月に超えられなかった90円ちょうどを再び試す事も考えられます。


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(上記豪ドル/円・週足の外貨ネクストネオのチャートは8/31の11:36現在)

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(上記豪ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは8/31の11:36現在)

○上値目処について
まずは、ボリンジャーバンド+2シグマ(87.946円)が焦点です。冒頭で触れた、バンドを押し上げる陽線が出現するようならば、上値余地が拡大する公算が大きいでしょう。その場合、近くに節となりそうな目標値が見当らないことから、90円ちょうどを視野に入れつつ、7/27高値(89.427円)を目指す事となるでしょう。

○下値目処について
まずは、20日線や6日線が重なる、86.80円台がポイントです。このあたりで下げ渋れば早期の反発が期待できそうですが、割るようならば下値は深くなりそうな様子です。7/27高値89.427円と8/7高値88.019円を結ぶレジスタンスライン86.40円前後)を再び割り込むようならば、3たび85円台中ばのサポート力を試す事となるでしょう。


○上値目処
87.946円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
88.177円(2/16高値)
88.728円(月足の一目均衡表の雲下限)
89.313円(7/20高値)
89.427円(7/27高値)
90.720円(15年12月高値)
91.187円(14年11月高値102.837円-16年6月安値72.339円の下げ幅61.8%戻し)

○下値目処
87.439円(日足の一目均衡表の基準線、週足の一目均衡表の転換線)
86.894円(6日線)
86.841円(日足の一目均衡表の転換線)
86.40円前後(7/27高値89.427円と8/7高値88.019円を結ぶレジスタンスライン
86.831円(20日線)
85.716円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
85.461円(週足の一目均衡表の基準線、月足の一目均衡表の転換線)
85.451円(8/11安値)
85.280円(75日線)
85.341円(200日線)
84.954円(26週線)
84.519円(日足の一目均衡表の雲上限)
84.134円(13週線)
84.020円(週足の一目均衡表の雲上限)

参照元:外為どっとコム総合研究所

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