+67,300円 FX損きり時に使えるFXオプションの小技 メリット・デメリット【FXオプション活用術】

買い値81円台のポジション40万通貨を損きりしています。そのままだと30万円くらいの損きりとなる局面です。同時にFXオプションでプットオプション売り20万通貨を新規仕掛けしたことで、トータル利益としています。今回は、その売買とこの方法のメリット・デメリットについて記事にしています。合計+67,300円利益 9月15日売買記録9月15日、豪ドル円で2つの売買をしています。まずは、みんなのFX口座にて40万通貨の損きりです。このポジション、買い値はそれぞれ「81.082円」と「81.056円」です。買値より70~80銭下げたところでの決済となったので、合計306,300円と損きりとなっています。これと同時にFXオプションでプットオプション売りを仕掛けています。プットオプション売りは、ポジション仕掛け時にプレミアム受取が発生して、それが利益として計上されます。今回の利益金額は373,600円となっています。なので、2つの売買の合計損益はこうなります。昨日の合計損益373,600円利益ー306,300円損失=67,300円利益参考までに、プットオプション売りの内容についてもご紹介させていただきます。豪ドル円 プットオプション売り内容作成日:2021年9月16日FXオプション内容:豪ドル円 プットオプション売り作成時点の米ドル円:80.300円権利行使価格:80.00円権利行使期日:2022年3月2日売買数量20万通貨プレミアム:1.868利益上限:1.868×20万通貨=373,600円損益分岐点:80.000ー1.868=78.132円プットオプション売りは、「上げ相場で利益・下げ相場で損失」というFXの豪ドル円買いポジションと同じ方向性で損益がでます。そして「利益限定・損失限定なし」という性質も持っていて、今回のポジションの最大利益はポジション作成時に受け取った373,600円となります。このまま保有して、権利行使日の来年3月2日に豪ドル円が80円以上であれば、プレミアム価値が0円となるので、この373,600円は満額利益となります。そうでない場合でも、豪ドル円が80円を大きく割り込まねば、損失は少な目に抑えることができます。損きり+FXオプションのデメリットデメリットとして考えられのはこれでしょう。上げ相場となったときに悔しい想いをすることになるこの後、豪ドル円が上昇したときにはこの売買が裏目にでることになります。FXの買いポジションは40万通貨減っていて、FXオプションの利益は限定されているからです。ただ、そもそも「豪ドル円が少し調整しそうだ」という判断で今回の売買をやっていますので、そうなったとしても後悔はありません。日々の場帳・グラフ記入をしながら、本日以降の売買で対応して行く方針でいます。FX損きり+FXオプションのメリットこの売買によるメリットは、3つあります。FXでの損きりをFXオプション利益でカバーできたこと保有ポジションが40万通貨⇒20万通貨に減った事買値がFX81円⇒FXオプション権利行使80円に下げられた事まず、FX口座40万通貨の損失をFXオプションの利益でカバーできたことが大きいです。プットオプション売りの新規ポジション数量も20万通貨ですので、「豪ドル円買い方向」のポジションが20万通貨減らせました。更に、損きりしたFXの豪ドル円買いポジションの買値は81円台だったのに対してプットオプション売りの権利行使価格は80円です。「買い方向の保有ポジションが40万⇒20万」と「買値81円⇒権利行使価格80円」となったことで、豪ドル円が今後下げたときに含み損増加を少な目にできます。豪ドル円 今後の売買予定豪ドル円は、ちょっと調整しそうですが、まだ上げ方向にあるとみています。今回の売買をする前、豪ドル円買いポジションは80万通貨ありました。資金1500万円くらいで80万通貨の買いポジション、レバレッジとしては4.26倍くらいです。これでも、私としては、ちょっと重すぎたようです。ということで、ここから粘り強く買いポジションを保有していくためにも、含み損を減らして気分的に重くないところまでポジションを減らしておこうという判断で今回の売買をしています。今回の売買方針でのFX最高ポジションも60万通貨に減らしました。プットオプション売りは、豪ドル円が上昇していけばプレミアム減少により利益が増加して行く仕組みです。日数が経過するだけでも時間的価値の減少により、利益が増えていくので、放っておきます。心理的に重くない体制で、ここからの相場を攻略していきます。FXは、低スプレッド・豪ドル円スワップポイント売買同値のみんなのFXを使っています。これから豪ドル円売買をするのであれば、スワップポイント状況も参考にされて下さいませ。参考:【毎日更新】豪ドル円スワップポイント比較今回の売買規模と売買方針今回の売買規模最大ポジション 80万通貨(FX60万通貨+FXオプション20万通貨)FX:1本20万通貨×3本分割売買にて投下してい本玉は最大80万通貨の予定です。ただ、FXでは60万通貨を最大ポジションとします。1本20万通貨×3本という内容です。3本というのは、3分割のナンピンでポジションを入れていくという意味です。豪ドル円 サヤすべり取り ここまでの成績この運用法はサヤすべり取りと呼ばれる方法で、「1日1分の場帳・グラフ記入で売買判断」という形で続けてきています。以下がその成績です。年度損益額2006年4,354,220円2007年2,461,198円2008年ー14,098,591円2009年10,253,010円2010年1,330,590円2011年2,86,510円2012年3,050,910円2013年4,960,930円2014年2,094,195円2015年398,120円2016年1,020,903円2017年677,480円2018年277,574円2019年-1.921,983円2020年1,845,509円2021年-1,456,419円table.bbawzo{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.bbawzo td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.bbawzo th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.bbawzo,table.bbawzo td,table.bbawzo th{border:solid 1px #C0C0C0;}豪ドル円サヤすべり取りで使っているのは、くりっく365とみんなのFX口座です。どちらも、豪ドル円のスワップポイントの売買スプレッド差がゼロ(買い5円:売り-5円という感じ)となっていて、両建てしてもスワップポイントの支払が出ません。豪ドル円サヤすべり取りでは、両建てをよく使うので、有難い存在です。豪ドル円 裁量トレード 関連ページ豪ドル円 サヤすべり取り 運用関連ページ豪ドル円 サヤすべり取り概要豪ドル円見通し(手書きグラフ)豪ドル円 売買状況サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ

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