【2020年1月30日】米ドル円109円台スレスレまで下落 それでも含み損増加抑制中できている理由

FXオプションからのスワップ投資、「スワップポイント+プレミアム利益」をコツコツ増やす時期に入っています。米ドル円相場は下落気味と、保有ポジションにとっては逆風気味なのですが、FXオプションを使っているおかげで含み損は実際の半分程度に抑制できています。今回記事ではその辺を確認いただければと思います。この運用法は以下の特長があります。FXオプションからのスワップ投資 5つの特長安値でFXポジションを作るのに有効FXオプションを使って、FXポジションの買い平均値を下げるFXオプションでプレミアム受取利益が発生。FXポジション変更後はスワップ投資でスワップポイント+為替利益を狙う月5~10万円のスワップ+プレミアム受取(2019年11月10~20万より変更)による定期収入米ドル円上昇時はFX買いポジションでの不定期利益2020年1月30日 保有ポジション状況ここ1週間、FXオプションからのスワップ投資での売買はありません。米ドル円は少しづつ下げています。こういう下げ局面は「スワップポイント」「FXオプションのプレミアム利益」を貯める時期であるとともに、「安値で新規ポジションを作るチャンス時期」でもあります。状況をみながら、プットオプション売りポジションを追加するなどの検討をしていきます。今の保有ポジションは、こういう下げ局面では「含み損増加を抑制する効果」があります。現在保有中のポジションをご覧いただきながら、その効果も確認されてみて下さい。まずは、FXオプション部分よりまとめています。FXオプション部分(1月30日)現在保有中のポジションはこちらです。保有中のFXオプションポジションは3本あります。米ドル円現在値は109.03円です。米ドル円プットオプション買い作成日:2020年1月6日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション買い作成時点の米ドル円:107.866円権利行使価格:107.000円権利行使期日:2月26日売買数量30万通貨プレミアム:0.745損失上限:0.745×30万通貨=223,500円損益分岐点:109.00-2.001=106.999円プレミアム現在値は0.125です。本日のポジション損益状況項目損益プレミアム支払損失223,500円含み益37,500円差引損益-186,000円プットオプション買いは「下げ相場で利益・上げ相場で損失」となり「利益限定なし・損失限定」という性質を持ちます。このポジションは「米イラン衝突」による米ドル円下落にに備えて作成したポジションです。権利行使日の2月25日に、107円よりも下げるような局面となれば大きな利益となる可能性があります。ただ、権利行使日に107円以上であればプレミアム価値はゼロとなり、ポジション作成時に支払ったプレミアム代金の全額損失となります。米ドル円プットオプション売り作成日:2020年1月9日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り作成時点の米ドル円:109.110円権利行使価格:109.00権利行使期日:2020年6月24日売買数量10万通貨プレミアム:2.001利益上限:2.001×10万通貨=200,100円損益分岐点:109.00-2.001=106.999円プレミアム現在値は1.934です。本日のポジション損益状況項目損益プレミアム受取利益200,100円含み損-193,400円差引損益6,700円プットオプション売りは、「上げ相場で利益・下げ相場で損失」となり「利益限定・損失限定なし」という性質を持ちます。1本目ののプットオプション買いとは真逆のポジションです。このプットオプション売りでは、為替相場が大きく動かなければ日数経過とともに収支が改善されやすい傾向があります。FXオプションのプレミアムは「時間的価値」が加味されているため、日数経過により時間的価値が減っていくとプレミアムも下げやすくなるからです。プレミアムが下がれば、「売り方」であるプットオプション売り保有者は利益が増加するという仕組みです。コールオプション売り作成日:2020年1月16日FXオプション内容:米ドル円 コールオプション売り作成時点の米ドル円:109.939円権利行使価格:110.00権利行使期日:2020年2月5日売買数量10万通貨プレミアム:0.379利益上限:0.379×10万通貨=37,900円損益分岐点:110.00+0.379=110.379円プレミアム現在値は0.064です。本日のポジション損益状況項目損益プレミアム受取利益37,900円含み損-6,400円差引損益31,500円コールオプション売りは、「上げ相場で損失・下げ相場で利益」で「利益限定・損失限定なし」という性質を持ちます。損益分岐点の110,379円の上昇までは利益確保できるのですが、それ以上の上昇になると損失が拡大していく可能性があります。権利行使期日が2月5日と、あと1週間です。米ドル円が現在値の109円後半のままであれば、プレミアム価値はゼロとなり、差引損益は+37,900円になります。FXポジション部分(1月30日)現在保有中のポジションは、米ドル円買いポジソン10万通貨です。この保有ポジションは、FXオプションの権利行使日にFXポジションとなったものを損きりして、くりっく365口座で建て直したものです。参考記事:FXの実質買値を下げる方法と手順の事例FXポジションをサクソバンク証券からくりっく365に移動させたのは、「くりっく365の米ドル円スワップポイントが長年高水準を継続している実績」があるためです。参考:1月30日のスワップポイントくりっく365 172円(3日分)⇒1日換算57.7円サクソバンク証券 36円スワップポイント差は21.7円あります。10万通貨ですので、本日分で21.7×10万通貨×3日分=651円、くりっく365の方が多くスワップポイントを受け取れています。これが何カ月も続けば、その差は数万円・数十万円となっていきます。長い目でみると、大きい差です。含み損抑制効果の確認2020年1月30日時点の各項目の損益項目損益FXオプション損益931,095円FX損益(確定分)-735,302円FX+FXオプション(含み損益)110,640円総合損益(含み損益考慮)306,433円米ドル円現在値109.030円table.tbl_krep{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_krep{width:100%;}table.tbl_krep td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_krep th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_krep,table.tbl_krep td,table.tbl_krep th{border:solid 1px #C0C0C0;}運用開始日:2019年3月21日運用通貨:米ドル円買いポジション最大40万通貨(FX+プットオプション売り合計運用資金1200万円(1万通貨あたり30万円)円高気味に推移しているものの、含み損もいれた総合損益は306,433円の利益を確保しています。前回と、比較してみましょう。前回記事:FXオプションからのスワップ投資2020年1月23日前回記事の米ドル円値は109.725円⇒今回の米ドル円値は109.030円です。米ドル円は、ここ1週間で69.5線下げています。現在の米ドル円買いポジションと同等のリスクを持つポジションは、FX買いポジション10万通貨+プットオプション売り10万通貨=20万通貨です。20万通貨で69.5銭の下げは、0.695×20万=139,000円の含み損増加要因になります。1週間のスワップポイント発生分は、数千円で大きく見積もっても10000円程度にしかなりません。単純なFXでのスワップポイント投資であれば、ここ1週間で含み損が139000-10000=129,000円増加し、総合利益がその分だけ減少するところです。本当は含み損129,000円増加してもおかしくない時期・・なんです。本当は含み損129,000円増加してもおかしくない時期・・・なのですがしかし、この運用口座では、前回総合損益370,953円⇒今回総合損益306.433円でした。差し引き64,520円の含み益減少で済んでいます。含み益が129,000円減少するところ64,520円の減少ですので、差引64,480円得をしている感じになっています。大雑把ですが、含み損増加を半分程度に抑制できている訳です。この差引64,480円得している部分となっているのが、FXオプションポジション保有による効果です。プットオプション売りなどは、派手な利益を出すことはないのですが、こういう日々の積み上げが長い期間をかけて大きな利益の差になっていきます。今後もそんな状況をお見せしていければと思っています。米ドル円買いポジション保有で使用中、くりっく365は米ドル円で長期間高水準提供を続けています。「売り」「買い」の両方が出来るFXオプション取引を提供しているのは、日本ではサクゾバンク証券のみです。FXオプション口座は、FX口座開設後に手続きできます。FXオプション運用の主要ページFXオプションの特徴と運用状況「FXオプションからのスワップ投資」やり方とルール運用記録と気づき「FXオプションからのスワップ投資」FXオプション 具体的な作成事例FXオプションとは含み損抑制効果とその「限界」のまとめ FXオプションリスクサイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ

参照元:お気楽FX 相場生活入門編

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