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30日の日銀会合、労働市場タイトな中で静観あり得る=浜田内閣参与 News

30日の日銀会合、労働市場タイトな中で静観あり得る=浜田内閣参与

[東京 26日 ロイター] - 安倍晋三首相の経済ブレーンで内閣官房参与を務める浜田宏一・米イエール大名誉教授は26日、ロイターとのインタビューに応じ、市場で追加金融緩和観測が広がっている30日の日銀金融政策決定会合では、雇用情勢の改善が続く中で日銀が追加緩和を見送る可能性があるとの見解を示した。

オピニオン:日米政策かい離の「円安余地」=チャンドラー氏 News

オピニオン:日米政策かい離の「円安余地」=チャンドラー氏

[東京 26日] - 追加緩和催促相場に拍車がかかるなか、ドル円は先週末、121円台半ばに上昇したが、6月につけた125円台後半はなお遠く、上値は重い。ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの通貨戦略最高責任者、チャンドラー氏は、30日会合での日銀追加緩和は期待薄であり、テクニカル分析上も円高方向に修正が入りやすいと説く。ただ、基調としてのドル高・円安継続は当面不変だと強調する。

アングル:不良債権に挑むベトナム、活路は「中国流」か  News

アングル:不良債権に挑むベトナム、活路は「中国流」か 

[ハノイ 25日 ロイター] - ベトナムでは2012年、銀行の不良債権が200億ドルに上り、経済を危うく破綻させるところだったが、その後設立された国営の不良債権処理機関「ベトナム資産管理会社(VAMC)」の活躍で不良債権比率は劇的に低下、不良債権処理のモデルケースとして注目を集めている。

コラム:日本を揺さぶる中国経済「2つの変化」=斉藤洋二氏 News

コラム:日本を揺さぶる中国経済「2つの変化」=斉藤洋二氏

[東京 22日] - 中国の海外インフラ投資が加速している。報道によれば、習近平国家主席の英国訪問中にまとまった取引の総額は、約400億ポンド(約7兆円)に達するという。目玉は英原発建設に対する投資であり、西側諸国の原発に中国が大型投資を行う初のケースになる模様だ。

日銀会合はゼロ回答との予測が浸透。 ドル/円はなぜ、118.06円で下げ止まった? ブログ

日銀会合はゼロ回答との予測が浸透。 ドル/円はなぜ、118.06円で下げ止まった?

■10月30日に黒田日銀は追加緩和に動かない… みなさん、こんにちは。

 10月30日(金)には、注目の日銀金融政策決定会合が予定されています。

 しかし、8月に急落を演じた後の日本株は、本稿執筆時点で1万8500円近辺で底堅く推移していることもあり、黒田日銀総裁は追加緩和に動かないだろうというのがマーケットのコンセンサスになりつつあります。

日経平均 日足(出所:株マップ.com)

 これは下記の麻生財務相のコメントにも示唆されています。

今すぐ日銀が追加緩和という状況ではない=麻生財務相

麻生太郎財務相は16日夜放送されたNHKとのインタビューで、景気対策としての追加緩和について「たぶん日銀も、今すぐさらに金融緩和というのではない。今、カネは余っているのであって、むしろ需要が足りない」と述べた。

出所:ロイター

 ただ、10月30日(金)の日銀会合はゼロ回答ではないかとの予測が浸透してきているにもかかわらず、米ドル/円と日経平均は底堅く推移しています。

 その要因のひとつとして、11月4日(水)に迫った郵政3社のIPO(新規上場)があると言われています。

 政府としては、日本郵政のIPOを失敗させるわけにはいきません。そのため、11月までは「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)」や「3共済(国家公務員共済、地方公務員共済、私学共済)」を筆頭とした「クジラ」がマーケットに参入し、株価を支え、上場成功へと導くとマーケットではウワサされています。

日経平均 日足(出所:株マップ.com)

 懸念された上海株も、10月26日(月)から開催される五中全会を控え、急落懸念は後退しています。

上海総合指数 日足(出所:CQG)

■10月15日の米ドル/円安値が118.06円である意味とは? 直近の米ドル/円の動向に目を向けると、先週、10月15日(木)に、米ドル/円は118.06円まで下落するも、そこをボトムに反発しています。

米ドル/円 8時間足(出所:ヒロセ通商)

 この「118.06円」とその安値をつけたタイミングには2つの意味があります。

 振り返ると、2014年10月15日(水)に米ドル/円はいきなり105.19円まで急落した後、反発。10月31日(金)には、黒田日銀による「バズーカ2」が発表されたこともあり、12月には一気に121.85円まで急騰しました。

【参考記事】

●「黒田バズーカ2」が炸裂! 米ドル/円は短期でも中期でも買い! サポートは110円(2014年11月4日、西原宏一&松崎美子)

●ザイFX!で2014年を振り返ろう!(2)【相場:後編】黒田バズーカで円安進む!

 米ドル/円は2カ月弱で、約16円の大暴騰という大相場を演じました。

米ドル/円 週足(出所:ヒロセ通商)

 一方、前述のように、今年(2015年)の10月15日(木)に、米ドル/円は118.06円の安値に到達すると、その後は昨年(2014年)と同様に、じわじわと円安に戻しています。

 本稿執筆時点までの米ドル/円の動向では、今年(2015年)も、10月15日には時間的な意味があると言えます。

 もう一点、米ドル/円の10月15日(木)につけた118.06円という安値は時間軸の観点からだけでなく…